ノート:越後方言

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・「接尾語の「だ」は、「ら」に置き換える」とありますが、「ら」を用いるのは下越地方(主に蒲原地方)であって、新潟県共通ではないと思われます。少なくとも上越地方では用いません。

・↑それを言い始めると、そもそも「越後弁」という一つの項目であることの妥当性すら疑わしくなる気がします。そもそも新潟県における方言は相当多様なものですから。もっとも、今の記事の内容のように、ある一地域で特徴的な用法を出して「これが越後弁だ」という構成の記事をとる場合、御指摘のような違和感は県内各地方出身者がそれぞれに抱くのだろうと思います。結局、記事の構成自体を相当程度手直しするしかないのでしょう。

・越後弁の定義として、主として「新潟市」周辺で使われる日本語方言というのはいかがなものでしょうか。新潟市は越後の一地域に過ぎないでしょう。その次の第2段落と第3段落は、その定義と矛盾した「新潟県」の言語の説明です。そもそも越後国全体に共通で使われる越後弁(第2、第3段落の意味)は存在せず、岩船弁、蒲原弁、五泉弁、長岡弁、魚沼弁、頚城弁、青海弁などの個性の異なる言語があるだけではないでしょうか。それから、新潟県には佐渡は含まれますが、越後には佐渡は含まれないと思います。根本的に最初の作成方針がおかしいと思います。

本項目を「越後弁」から「越後方言」に移しました。この項目では、佐渡を除く新潟県地域の方言について記述すべきです。新潟市の方言については、現在リダイレクトとなっている新潟弁の項目で記述すべきでしょう。--竹庵 2007年3月29日 (木) 10:17 (UTC)[返信]

・この方言の項目と関係あるかどうか疑問ですが、そもそも新潟県と長野県(山梨も?)では標準語が強く、年寄りや県内の僻地ならともかく一般的(特に若い世代では)には普通に標準語で会話されてるんですけどね。ただ、その標準語も少しは越後方言の語彙やイントネーションが入るなどの微妙な違いはあるでしょうけど。--バオル 2007年11月30日 (金) 11:59 (UTC)[返信]

・各地での方言と標準語の関係についてはそれぞれで、その傾向自体が文化ともいえます。たとえば関西とか九州では地元民同士が標準語で会話するなんて考えられないとかいう地域もあるみたいですし、甲信越のように標準語の強い地域もあります。総じて言うと助動詞が「だ」の地域は標準語が強く、地元民が標準語で話すなど話し言葉が標準語の影響を受けやすい傾向にあります。--バオル 2007年11月30日 (金) 12:11 (UTC)[返信]

東日本の諸地域では(ひいては全国的に)マスメディア等により多かれ少なかれ東京方言の影響を受けており、そのような傾向は新潟・長野だけに限りません。しかしながら「標準語で会話されいる」と断言するのは早計でしょう(そもそも「標準語」なるものは東京人ですら話していないでしょう…)。「少しは越後方言の語彙やイントネーションが入るなどの微妙な違いはあるでしょう」とおっしゃっているが、まさにその点が方言の方言たるゆえんです。単語が東京方言化するのは容易ですが、話し手の主観的なニュアンスを表す終助詞やイントネーション、また単語のアクセントなどは東京方言化しづらく、方言的特徴を比較的よく保ちます。この点ひとつとってみても、新潟地域では依然として方言が用いられていると言うことができます。
方言の記述方法はいろいろ難しい点をはらんでいるとは思います。古来の特徴が消えつつあり、東京方言化した新たな特徴がある状況において、最もよいのはあらゆる諸特徴を全て記述することです。しかし、それをしようとしたら本1冊書かねばならないほどの分量になってしまうでしょう。従って、最優先されるべきは、古来から存続してきた核心的な方言的特徴の記述です。若年層から見たら古い記述のように見えるかもしれませんが、今書き留めておかないといずれ消えてしまうかもしれない貴重なものだと思いますが。--竹庵 2007年12月2日 (日) 16:16 (UTC)[返信]

形式名詞「~とき」について ・例えば「食べたこと(が)ない」を「食べたときない」というような表現があるようですが、追記したほうが良いでしょうか。