ノート:真正紅藻綱
分類表について[編集]
Adl et al. (2019) に基づいて分類表が改変されていますが、いくつか誤解されているのではないかと思います。
- 分類体系の基準は、Adl et al. (2019) に従うとはしておらず (引用していないと思いますが)、Algaebase に従うとしています。
- Adl et al. (2019) の「分類体系」(これは「系統樹」ではありません) はあくまでもその時点で最も確からしいと考えられている系統仮説に沿って、分類群名を並べたものであり、分類階級をそろえていません (ときに属と門のように全く階級が異なるものを並列しています)。このことは Adl et al. (2019) のはじめに述べられていますし、それが故にこの「分類体系」が間違っているというわけではありません (ただし明らかにリンネ式階級に沿った分類体系ではない)。ただしこのような「分類体系」が一般的というわけではなく、特に異なる階級のものを並列して記してあるのは、一般の方の理解を困難にするものと思います。Adl et al. (2019) の「分類体系」はある程度専門の方が、その予備知識を前提として系統関係を知るための「リスト」であって、必ずしも一般化できる「分類体系」ではない (特に階級については) と思います。ちなみにベニマダラ亜綱という分類群は存在しますが、その中には1目、1科しか含まれないため、Adl et al. (2019) では科で示してあります。
- Adl et al. (2019) の真正紅藻の部分では、亜綱に相当する階級までを記しており、それぞれに「代表属」を記しています。ただしもちろんその間の分類群 (目、科など) が存在しないわけではなく (Algaebase 参照)、そもそも記されているのはごく一部の代表属に過ぎません (真正紅藻全体ではおよそ353属が存在する[1])。またそれぞれの属の著者名と年が目のもののままだと思いますが...
ということで直した方がよいと思うのですが、いかがでしょうか？--Neobodo（会話） 2021年8月11日 (水) 10:24 (UTC)
- ^ “Florideophyceae”. ITIS report. 2021年8月11日閲覧。