ノート:白玉醸造

白玉醸造は鹿児島県錦江町にある焼酎の蔵元。現在の社長は玉利誠章（たまりまさあき）。主な銘柄は白玉の露、天誅、元老院、梅酒、魔王である。この蔵元のレギュラー焼酎白玉の露は地元で愛される銘柄であったが焼酎業界の今後（若者のお酒離れ等）を危惧して減圧蒸留の魔王を現在の社長が造り出した。おすすめはロックで芋の臭いがせず飲みやすい焼酎である。また天誅は米系、元老院は麦の樫だる貯蔵でウイスキー感覚で飲める。梅酒は昔ながらの田舎風の味わいが楽しめる味である。販売に対する力より商品開発力は昔からずば抜けている。過去に甕貯蔵の『古しえの甕』甕貯蔵の走り。チュウハイ用の焼酎夢運来酎（むうんらいちゅう）等も製品化していた。また梅酒も焼酎の蔵元としては早く他にポンカンを使用したポンカア（リキュール）やたんかん酒も製造していた。飲料部門も昔はありサイダー・オレンジ等も製造していた。黒麹の焼酎も現在多数出ているがここもかなり早く他社に先駆けて黒麹の『力源』を発売したがあまりりに時代の先を行き終売となった経緯がある。昔はその年々の干支ボトルも製造していた。おとうさんを応援しようと『お父さんがんばって』と言う金粉入焼酎も製造していた事もある。現在森伊蔵・魔王・村尾は焼酎の３Mと呼ばれている。