ノート:白井川 (札幌市)
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右股川と左股川
[編集]本文中でも名称が文献によって入れ替わっている旨記載されていますが、現在の記述は正しいものなのか疑問点があります。現在の記述は『札幌の地名がわかる本』の記述をベースにしているのではと思われますが、ネットでアクセスできる地理院地図や『札幌の山々』の記述と見比べると(名称の入れ替わりを意識したとしても)位置関係がさっぱり分からない状態です。本文では「余市岳東麓を水源とする右股川は、北西麓に発する左股川と合流してから・・・」とありますが、余市岳北西麓は赤井川村になってしまいます。また、『札幌の山々』を見ますと、白井岳の項に「右股川の上部に位置する」という記述があり、この点本文の記述(「右股川」の名称を西側の川に充てる資料)との齟齬があるようにも見えます。検証が必要に思います。
また、現在の記述は国土地理院が誤っているという認識を感じさせる記述となっています。どの文献を本項のベースの記述とするかで書き方は変わるものと思われますが、これは正しい認識なのでしょうか?--Takisaw(会話) 2021年10月9日 (土) 09:33 (UTC) - 誤字修正 --Takisaw(会話) 2021年10月10日 (日) 06:06 (UTC)
- 返信 それでは、執筆に使用した資料の記述をもう少し詳しく見てみましょう。
- 札幌の山々
- p.223「白井川右股沿いの林道を…略…白井小屋に着いて大休止となったが、左股川(地図では右股川)と分かれてからのコースは……」この時点ですでに「?」となりますが
- p.225の地図では、確かに東側が「左股川」として描かれており、稲沢薫氏が執筆した本文と食い違っています。
- p.236の橋本昌浩氏による白井小屋の解説でも「白井川右股とヒクタ沢出会いにあり」と書かれているので、東側が「右股川」扱いとなっています。
- つまりこの本を読んでも、東西左右のどちらが正しいのか、さっぱりわかりません。
- 夏山ガイド1
- p.111の地図で「国土地理院の地形図では右股川と左股川が入れ替わっている」と明言されています。
- p.112の本文でも「右股川(地形図ではまだ左股川の表記)」とありますから、梅沢俊氏、菅原靖彦氏は国土地理院が誤っていると認識しているのでしょう。
- 札幌の地名がわかる本
- p.397には白井川が「余市岳の南西麓から流れ出し…略…余市岳東麓を水源とする右股川が、北西麓からの左股川を合流させて白井川に入る」とあります。
- 正直申しまして、自分でもこの記述には疑問を抱きました。ただ、もっと信憑性の高い資料が手元になかったので、そのまま書きました。
- 勝手に出典と違うことを書いて独自研究になるのを避けるためだったのですが、今にして思えば、「北西麓から」と言わず「西麓から」とごまかすくらいなら許容されたのではなかろうか。--禁樹なずな(会話) 2021年10月9日 (土) 11:09 (UTC)
- 早速、詳細な出典情報ご提示いただきありがとうございます。しかし、正直ますますわからなくなってしまいました。『札幌の山々』は同一の書籍の中で記述の食い違いがある状態なんですね。『札幌の地名がわかる本』の北西麓という記述も疑問です。余市岳との位置関係で言えばどちらの沢の源頭も東麓あるいは北東麓というのが適切に思います。毒矢峰の北西麓、もしくは白井岳の北西麓という意味なら方角はどちらかの沢と合致するんですが。
- なるべく独自研究にならないように記述の整理ができないか考えてみたいと思います。--Takisaw(会話) 2021年10月9日 (土) 11:50 (UTC)
- 報告 毒矢峰に登場してもらって、「東は右股川で、山を越えた西側が左股川」のような感じでまとめました。ほとんど「情報の合成」ですが、噓ではありませんしね……。
- とはいえ未確認のよりよい資料が、まだどこかにあるかもしれません。今度『北海道沢登りガイド』を探して、記述を確認しようかと思います。
- それと東西左右の取り違えですが、紛失していた資料が家探ししたら出てきたので、より詳しく書くことができました。やっぱり国土地理院が悪いのではないか。--禁樹なずな(会話) 2021年10月10日 (日) 00:31 (UTC)
- 記載確認しました。毒矢峰が中間にあるということで、事実上の位置関係としてもおかしくない記述になったと思います。ネット上の登山情報等では東側を右股(川)、西側を左股(川)と表現しているものがほとんどのようです(登山や沢登りで無名沢を便宜的に右股/左股と呼ぶときも下流側から見た左右で呼び分けることが一般的ということもあるのでしょう)。地理院地図の改訂で左右が入れ替わったということもあって、国土地理院の表記が多くの登山者の認識とは異なっているという現状なのですかね。一方で地理院地図だけでなく多くの地図でも西側を右股川と表記しているようで、混乱を招きそうです。 --Takisaw(会話) 2021年10月10日 (日) 06:06 (UTC)