ノート:特設警備隊

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特設警備部隊の種類と戦歴[編集]

特設警備部隊には、そのほか特設警備自動車隊、特設警備輜重隊、特設警備陸上勤務隊、特設警備水上勤務隊、特設警備患者輸送隊がありました。これらは在台湾第10方面軍直轄として編成されたものでした。資料:厚生省援護局『南太平洋・台湾方面部隊略歴第一回追補』他。

特設警備部隊は、沖縄、樺太のほか、朝鮮羅南北部清津におけるソ連軍と羅南師管区部隊との戦いで、特設警備第451大隊(長:小林中尉・戦没)、特設警備第452大隊(長:山中大尉)、特設警備第461大隊(長:末広大尉)、第410特設警備工兵隊(長:石井中尉・戦没)が参加しました。 参考資料:戦史叢書73『関東軍(2)』~北鮮方面の作戦(第34軍) --yatiyochan 2012年6月10日 (日) 02:15 (UTC)--[返信]

不備のご指摘ありがとうございます。また、ご指摘を参考に確認したところ、第10方面軍の『編成部隊召集実施概要』(JACAR Ref.C11110404800)には、さらに「学(?)徒特設警備大隊」や「高砂特設警備大隊」(各画像6枚目)、「郷軍特設警備大隊」(画像7枚目)などが発見できたのですが、これらも特設警備部隊の一種に含まれるのでしょうか。--Snlf1会話2012年6月11日 (月) 13:57 (UTC)[返信]
まず、不備の指摘というのは当方の本意ではありません。さて、照会の特設警備部隊に関しましては、資料を持ち合わせていませんので、あくまで推測ということで意見を記しますと、これら特設警備大隊は台湾軍の軍隊区分により臨時部隊として編成されたもので、のちに内地で編成された地区特設部隊あるいはジャワなどで編成された兵補部隊に近い性格であったと考えています。これら特設部隊はのち昭和20年4月軍令陸甲第63号や同年6月軍令陸甲第96号による特設警備部隊の臨時編成に際して改称し通称号も継承されたはずです。例えば花蓮港にて編成された学徒特設警備第1大隊は特設警備第504大隊(台湾第13861部隊)となりました。そのほか僅かながら特設警備部隊の略歴に旧部隊名からの編入の記述があります。したがって照会の部隊名は非常に短期間でありました。なお、台湾軍のばあい滞留部隊や海没部隊の生存者など多くの部隊があったためその再編にあたり部隊名の変遷が多く一例を挙げると第10遊撃隊本部隷下の高雄遊撃隊はのちに第1・第2高砂遊撃隊となっております。また海上挺進第23戦隊在隊者の回想中に「わが戦隊はやがて台湾軍の直轄になり戦隊名も変わった。さらにのちには高雄要塞司令部の直轄となりそれにつれて部隊名も変わった。しまいにはおぼえるのもばかばかしくなるほどひんぱんに変わった」というように各部隊略歴を見るとさまざまな名称が出てくるのがユニークといえるかもしれません。回答にほど遠くなりましたが専門の研究者によっていつの日か全貌が明らかにされますよう願っております。--yatiyochan 2012年6月16日 (土) 15:10 (UTC)--[返信]
なるほど、残念ながらどうも現状では「これが正解だ」といえるほど解明が進んでいなさそうですね。丁寧なお返事ありがとうございました。公刊資料等で検証可能性が担保でき独自研究に踏み込まない範囲で、加筆してみようと思います。援助に御礼申し上げます。--Snlf1会話2012年6月16日 (土) 21:08 (UTC)[返信]