ノート:溶解パラメーター

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Googleると「溶解度パラメータ」が「溶解性パラメータ」の5倍はHitしますが?どちらが一般的でょう?
ちなみに岩波書店「理化学辞典5版」は「溶解度パラメター」です。学術用語集 化学編では「溶解パラメーター」です。あら金 2006年6月8日 (木) 13:52 (UTC)[返信]
起稿した者です。タイトルは接着剤関連の書籍から引用しており、ご指摘の通り学術用語としては一般的でないかも知れません。お詳しいとお見受けいたしますので、お考えに賛同いたします。(「溶解度パラメータ」が適当でしょうか?)Babi Hijau 2006年6月8日 (木) 17:17 (UTC)[返信]
正式名称を採用するならば、文部省学術用語集で採用している訳語である「溶解パラメーター」(「度」なし最後の「ー」付き)がよろしいかと存じます。 Calvero 2006年6月9日 (金) 12:09 (UTC)[返信]
移動しました。あら金 2006年6月9日 (金) 14:54 (UTC)[返信]
ご指摘および移動編集ありがとうございました。Babi Hijau 2006年6月9日 (金) 14:58 (UTC)[返信]


物理化学は得手でないのでノートに書きます。「定義」節に「すなわち、モル体積の液体が蒸発するために必要な蒸発熱の平方根(cal/cm3)1/2から計算される。」とあったものがさきほど「モル体積 → cm3」と直されました。これは、「モル体積」は「モル体積」のままが正しく、「蒸発熱の平方根(cal/cm3)1/2から」とあったものを「蒸発熱の平方根(単位 (cal/cm3)1/2) から」と、単位であることを明記するのが妥当とみましたが、いかがでしょうか? --Su-no-G 2009年11月10日 (火) 03:52 (UTC)[返信]

というか、説明か翻訳が変。(液体であっても相互作用がないと仮定すれば、結晶の溶解も結晶の昇華もモデルとしては等価であるというモデルを使って)気化潜熱を問題にしているわけで、蒸発熱とは系に出入りする熱エネルギーで、それはエンタルピーは昇華により粒子が持ち去る分と蒸発熱として結晶の温度を変える(この場合は結晶格子を切断するのに使われたので外形的には結晶の温度は変わらないわけだけど)とに分配されるというのが前半と式の意味だけど、後半はエンタルピーと蒸発熱とが同義のように説明されている(前半の説明はどこにいったのやら)。次に、いまどきはSI単位系なのでJ/m3だよね。決定的に間違いなのは理化学辞典、第五版 CD-ROM版、によると「モル体積…その物質のモル質量を密度で除した量」なので、本文の「1cm3の液体が…」はディメンジョンを言い換えただけであって、定義ではない。ディメンジョンはオーダー表示であり係数は無視するので絶対値として「1cm3の液体が…」と等価なる保証はない。--あら金 2009年11月10日 (火) 05:02 (UTC)[返信]
篠田耕三『溶液と溶解度』丸善 では、成分1のモル蒸発エネルギーを、成分2は、成分1のモル体積を、成分2はとおき、
成分1はcm3を占め、成分1の分子が成分1の分子と接している割合はその容積分率に等しいから、そのような組み合わせの凝集エネルギーは
で表される。成分1の単位体積あたりの凝集エネルギーは、成分2ではであるから、成分1と成分2が接したときの凝集エネルギーを単位体積あたり、で表せば、成分1と成分2の接触による凝集エネルギーは
で表される。となっており、続いて溶液の記事にある式が導出され、溶解パラメーターが定義されています。
溶解パラメーターの導出に単位体積あたりの凝集エネルギーを考えているため、1cm3あたりの蒸発エネルギーと言う方が妥当かもしれません。この記事に加筆した者として自戒の意味も込めて申しますと、やはりエンタルピー変化と内部エネルギー変化は区別しなければなりません。溶解パラメーターに使われる凝集エネルギーは内部エネルギー変化ですが、一般に蒸発熱として一覧表にあるものは定圧下のエンタルピー変化ですから、を差し引いて内部エネルギー変化に換算しなければなりません。
なお単位系ですが『溶液と溶解度』や多くの書籍でcal単位が採用されています。この書籍も初版が1974年ですから仕方ありませんが。[1]にはJ単位の溶解パラメータがありますので、J単位のものも併記したほうが良いかもしれません。--As6022014 2009年11月12日 (木) 08:20 (UTC)[返信]