ノート:

ページのコンテンツが他言語でサポートされていません。

ヒカゲノカズラ類の根の分枝[編集]

ヒカゲノカズラ類の根の分枝に関してですが、これは根の分枝についての記述であり、誤解されているのではないかと思います。ヒカゲノカズラ類の根では、根端分裂組織が二分し、それぞれが新たな根として伸長することで二又分枝するものとされています (直前の出典などに明瞭に記されています)。正確にはもとの分裂組織が消失して新たな分裂組織が2個形成されて伸長するとの記述もありますが、どちらにせよ側根の原基が維管束周辺に形成されるその他の維管束植物 (大葉類 or 真葉類) の分枝とは大きく異なる点としてとらえられていると理解しています。ヒカゲノカズラ類の分枝の分裂組織も根冠に覆われた部分で形成されるという点で内生的と言えるのかもしれませんが、出典などではこの分枝は「外生的」と明瞭に記されていますし、大葉類の根で見られる内生的分枝とは大きく異なるものです。もちろんヒカゲノカズラ類の根が茎 (または担根体) の維管束周辺から内生的に生じることは理解していますが、これは根の分枝ではなく、それに関しては直後に記しています (前の記述がないとこの記述がちょっと浮いてしまいます)。もちろんこの分野に明るいわけではないので、新しい知見があるのかもしれませんが。かなり古いですが以下文献が見られるようです:今市涼子 (1992) 根の起源と下等維管束植物の体制. 根の研究 1(4): 6-10. ご検討いただければ幸いです (嘘と言われるとちょっと...)。--Neobodo会話2020年6月19日 (金) 10:25 (UTC)[返信]

@Neobodo様、今しがた確認しました。おっしゃる通りですね、早とちりしてしまい申し訳ありませんでした。分枝の記述を発生の記述と誤解しておりました。このヒカゲノカズラの根において根端分裂組織も二又分枝するという事実が2020年に先の今市先生らのグループが公表した論文で明らかになったようです。ちょっと加筆してみます。--Kingfiser会話2021年3月21日 (日) 01:49 (UTC)[返信]