ノート:日本のアウトサイダー・アート

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う~ん…加筆部分で少々気になったのですが…坂上チユキは経歴が非公表なので障害のある、なしがはっきりわからないため、「障害がない」例に挙げるのは適当でないと思います。私は少なくとも障害がないと明記された文献を知りません。坂上チユキはアウトサイダー・アートの作家として分類することに異論もあるようですが、この点は「アール・ブリュット 交差する魂展」の出展作家なので問題ないと思いますが。--のりまき 2009年5月5日 (火) 06:57 (UTC)[返信]

あー、確認不足でした。坂上については知る限り、服部正『アウトサイダー・アート:現代美術が忘れた「芸術」』光文社新書、が一番詳しいと思います。本書によれば坂上は解離性同一性障碍を持っているそうですが、微妙なのは以下の記述です。「だが、その障害と作品制作はほとんど関係がないように見える。関係があるとすれば、別の交代人格が現れた時には絵を自主的に描くことがないということくらいだろう。すなわち、作品の作り手としての坂上は、障害とは無関係なのだ。」(p.152-153.)どうでしょうか。障碍が制作に関りがないということであるなら、坂上は、「障碍がない」作家として紹介する境目に位置すると思います。以上のことを、脚註で説明するのもありかもしれません。あまり公表されていないことであるなら、書くべきではないかもしれません。--Mobnoboka 2009年5月5日 (火) 10:36 (UTC)[返信]
本当に微妙なケースですね…私個人としては坂上はアウトサイダー・アートの枠から外れている面が大きいとの印象を持っていますので、余計に微妙な感じがします。参考文献に解離性同一性障碍があるという記述があるわけで、肢体不自由などの身体的な障害や心臓などの内部障害ではないので、アウトサイダー・アートの文脈で障害がないと書くのは正確さに欠けるような気がします。服部の文献以外で坂上についての情報は何かありますでしょうか?多くの文献では本人が語ったものと思われる奇妙なプロフィールが紹介されているだけで、詳しい状況がわからない作家なので障害のあるなしに触れるのはやはり避けた方が良いかと考えますがいかがでしょうか。--のりまき 2009年5月5日 (火) 12:50 (UTC)[返信]
「精神病者」と「精神障害者」について(キーサンともだちMLから) - キーサン日記--皿澤 剛の日記を読んで、さらに良く分らなくなりました。坂上についての詳しい記述は、この服部以外の文献では、見たことがありません。まあ、とりあえず、除去しておくのが無難かな、という感じでしょうか。次の編輯のとき、対処します。--Mobnoboka 2009年5月6日 (水) 14:03 (UTC)[返信]