ノート:対立遺伝子

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Kdfj さんご指摘どうもありがとうございます。表現型にでないのもalleleかというと、確かにそうです。該当の文は歴史的経緯みたいなものを書こうとしたつもりでした。つまり allele はもともと対立形質 alleomorph に由来する単語ということを言いたかったのですが、私の理解があやふやなこともあって考えているうちにあんな文章になってしまったことでありますよ。反省。電気山羊 23:28 2004年6月17日 (UTC)

カタカナ表記について[編集]

「アリール」という表記が足されましたが、「アレル」のほうが一般的ではないでしょうか。私の専門からははずれているのであとの取り扱いは専門の方にお任せします。--スのG 2007年8月12日 (日) 13:39 (UTC)[返信]

たしかに「アレル」を使うひともいますが、多用される同義語ではないので、あえて英語っぽい偽物を記述する必然性はないのでは?--Dkch 2007年8月12日 (日) 14:24 (UTC)[返信]
ここ で「allele」を検索すると、「対立遺伝子, アレル, アリル, アレレ」と出ました。音声もついているので聞いてみましたが、なんとなく「アリル」と言っているように聞こえました。少なくとも「アリール」には聞こえなかったです。--Calvero 2007年8月12日 (日) 14:49 (UTC)[返信]
消しました。これを「アリール」と記述する例は見たことが無いです。書き足すとすれば「アレル」ですね[1]。- NEON 2007年8月12日 (日) 15:49 (UTC)[返信]
いえ、「アリール DNA 変異」で Google 検索かけるとそれでも 532件ひっかかりますので、例としてまるで無いわけではなさそうなんです。もっとも、「アレル DNA 変異」では 約12,800件、「アリル DNA 変異」で 約13,400件 なんですけど。「"アレル変異"」「"アリル変異"」「"アリール変異"」を比べていただいても可です。--スのG 2007年8月12日 (日) 16:10 (UTC)[返信]
確かに無いわけではないですが、検索結果には "aryl group" が含まれているはずなので、それを差っ引いたヒット数はもうちょっと少ないのではないでしょうか。いずれにせよ、「アレル」「アリル」を差し置いて定義文に加えるような呼称ではないと思います。- NEON 2007年8月12日 (日) 16:30 (UTC)[返信]
Wikipedia:五本の柱にも可書かれているとおり、複数の表現があるなら、どれかが正しいとするのではなく、全てを書いておくべきなのではないでしょうか。--Dkch 2007年8月14日 (火) 03:24 (UTC)[返信]
  • ウィキペディアは中立的な観点に基づきます。これは、どの観点に基づく主張もしないような項目を書くように努力することを意味します。時には、複数の観点を記述する必要もあるでしょう。その場合、各々の観点を正確に記述します。また、各々の観点の背景を説明することにより、その観点は誰の主張なのかを読者が理解できるようにします。そして、どの観点も「真実」や「最良の観点」と紹介しないようにします。

Wikipedia:信頼できる情報源 で裏付けがとれるものについては併記してもかまわないものと思いますよ。その場合、私の Google検索結果はてんで使えませんので改めて辞典から探しますと、

  • allele 対立遺伝子、アレル「生化学分子生物学英和用語集」化学同人
  • allele アレル、対立遺伝子「生理・生化学用語辞典」化学同人

私の手元にあるのはどうしても化学系の辞典で、「アリール」「アリル」という言葉は紛らわしいため避ける傾向があるかもしれません。生物系の辞典や成書、(査読を経た)論文中の表記の情報をお待ちします。--スのG 2007年8月14日 (火) 04:51 (UTC)[返信]

「アリール」の用法がないかと思って探しているのですが、法科学のDNA鑑定の分野で「アリール」が主かもしれません。そちらの文献を当たられてみてはいかがでしょうか。--スのG 2007年8月14日 (火) 08:46 (UTC)[返信]

この様な英語とカタカナ表記が一対一で受け入れられていないケースではカタカナ表記と英語のつづりを併記するのがよくある表現方法なので、それを比べると
アリール +allele の検索結果 約 78 件中 1 - 10 件目 (0.20 秒)
アリル +allele の検索結果 約 335 件中 1 - 10 件目 (0.20 秒)
アレル +allele の検索結果 約 697 件中 1 - 10 件目 (0.37 秒)
(+alleleはGooleでalleleを必ず含むフィルタリング)
となります。なのでアレルとアリールではアリールが桁違いに使用例が少ないと考えます。前述の生物学用語辞典の結果とも合致すると考えます。
蛇足ながら「中立な観点」といった場合は論旨が不偏不党であることを要求していると考えます。表現型まで不偏不党であるのですべての表現型を列挙することを要求しているとはどうしても読めません。それはもはやWikipediaではなくWiktionaryのプロジェクトだと考えます。--あら金 2007年8月16日 (木) 18:40 (UTC)[返信]

下記議論に基づいて冒頭記述を修正し、アリル、アリールを追加しました。なお、遺伝学分野の研究者の集まりで尋ねたところ「自分の周囲の人はほとんどがアリールと呼んでいる。アレルという記載が多いことは知らなかった」という意見しかありませんでした。アリルという名称は主に鎌谷教授の著書で用いられ、その影響を受けた人が使用しているようです。--Timeofglacier会話2012年8月1日 (水) 10:53 (UTC)[返信]

表記について、「対立遺伝子」が日本人類遺伝学会の用語集から削除されました[編集]

用語の英語または日本語表記について、Wikipediaの規則がいろいろあるのでゆっくり考えたいと思いますが、とりあえず日本人類遺伝学会において用語集から「対立遺伝子」が削除され、「アレル」に改訂されていることをここに記しておきたいと思います(リンク先がWord書類になっています。期日の記載もない文書ですが、2009年度のことです)。

http://jshg.jp/news/data/yougokaitei.doc

ちなみに上記議論に関連することとしては、「アレル(アリル、アリールも可)」となっています。専門の方はご存知のように欧米の文献でalleleが指すものはもはや遺伝子geneではなくマイクロサテライト、SNP、コピー数多型などある遺伝的座位(この用語も遺伝子座から改訂されています)における特定の染色体上に現れている配列レベルでの特徴、を示しているのでもはや日本語では表現しづらく、alleleそのものを用いるようにしたほうがよいのではないかという経緯のようです。またこの観点からすると、本Wikipedia記事の冒頭記載「対立遺伝子(たいりついでんし、allele)とは、相同な遺伝子座を占める遺伝子に複数の種類がある場合の、個々の遺伝子のこと。」は、明白な誤りであると考えられます(遺伝子以外を指しますので)。個人的には英語版Wikipediaの冒頭段落の以下の記載が、研究者である私の認識と一致しています。ただしこれではCNVなどは捉えづらいかもしれません。

Alleles are now understood to be alternative DNA sequences at the same physical gene locus, which may or may not result in different phenotypic traits.

もちろんalleleを扱うのは人類遺伝学会だけでなくほかにも学会はあるので、それらも調べつつ、上記のように日本語訳に根本的な問題のある用語でもあります(一般の方に混乱をきたしやすい用語である)から表記の変更を検討できればと思います。 --BAZIAN 2009年12月23日 (水) 17:13 (UTC)[返信]