ノート:夕焼け

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昼間の空が青く、夕焼けが赤い理由がいまひとつ良く分かりません。よく見かける説明は、「青はレーリー散乱されやすいので昼は青く、夕方はたくさん散乱されすぎて逆に青が見えなくなる」というものですが、これは非論理的であるように思います。この記事では、その点、「かえって吸収されるなどの要因から地表に到達しにくくなる」とあり、正確を期す配慮がなされているようです。

私の疑問は、本当に散乱の程度だけで空の色が説明できるのか否かです。大気圏の厚みがいまの十倍ほどであれば、正午でも空は真っ赤なのでしょうか。

光の量が減ることが関係あるのではないでしょうか。以上の署名の無いコメントは、125.55.179.79(会話履歴)さんによるものです。

1.夕方には、波長の短い青は途中で散乱吸収され、波長の長い赤が大気を透過してくるため、と言った方が正しいでしょう。赤外線が静脈認証に使えるのと似たようなものです。ここまでは本文の説明は「傾向」というような表現を除けば、だいたい合っています。チリが多いほうが、夕焼けは赤くなります。2.が、レイリー散乱だけで考えると、夕焼けは太陽を中心とした同心円状に、赤朱橙黄・・となってしまいます。実際には、肉眼で見えるのは日没直後くらいですが、夕焼けの空の色は下から波長の長い順に並んでいます。黄の上にはわずかに緑もあります。これは、太陽光が斜めに大気にあたって、大気がプリズムとしてはたらくためです。皆既月食の前後、月は赤く見えます。また、レイリー散乱だけで、青空を説明すると、昼間、空気中のチリが多い、空気が汚いほど、空が青く見えるはずです。あまりありません。3.単純に考えると、大気が厚くなると、あるところで、透過する赤と散乱する青が同じになり空は暗い白(灰)、太陽は赤く見えるはずです。4.実は空が青い理由は、主ではありませんが、もうひとつあります。酸素と水が青いためです。風呂程度の水深でも、体の色が白っぽく見えるのはそのためです。つまり、酸素と水を含む地球の大気はもともと青いのです。以上、雑な説明ですが。--仕事中の 2011年8月2日 (火) 05:53 (UTC)[返信]