ノート:和合本

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「繁体字」について[編集]

本記事では、簡体字だけが現代中国語の字体であり、繁体字を漢字簡化法案制定前の旧い字体である、との見方に立った記述がなされているように感じられます。確かに、中華人民共和国では、繁体字の使用を法律で制限するなど、簡体字のみを現代中国語の正当な文字であるとする政策がとられていますが、中華民国においては、寧ろ繁体字こそが正当な文字として定められています。よって、このような記述は、中華人民共和国側の見解に傾倒しており、政治的に中立でないように思えます。

また、句読点についても、「現代風」との書き方がなされていますが、中華民国では、現在でも縦書きによる鍵括弧などの伝統的な約物による文章も正式なものとして使用されています。こちらも、政治的中立性の観点から、別の表現をすべきだと思います。

そこで、「簡体字」「繁体字」に関する記述は削除することを提案します。そもそも、和合本が翻訳された当時は、簡体字は未だ存在せず、現在、中華人民共和国では簡体字による表記が正式である訳ですから、翻訳当時は繁体字で書かれていたこと、現在中華人民共和国では簡体字で書かれたヴァージョンが標準的であることは、特筆すべきことではないと思います。正書法が変更されたことによって、現在出版されているヴァージョンが文字に関して原版と一部異なるのは、魯迅の『阿Q正伝』や歴史的仮名遣いで当初書かれていた『こゝろ』など、極めて普遍的で当然の事例です。

もし異論がないようでしたら、繁体字などの正書法に関する記述は削除します。

--液体窒素による加熱処理会話2018年9月6日 (木) 07:41 (UTC)[返信]

特に異論がなかったので、当該部分は削除しました。 液体窒素による加熱処理会話2019年1月7日 (月) 16:45 (UTC)[返信]