ノート:刺殺

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アウト数の3倍?[編集]

1イニングに記録されるアウトの数は常に3つである

との記述ですが、試合がサヨナラで終了した場合には 3 にはならないので、ここで「常に」という文言が用いられる理由が判りません。

あるチームの守備イニング数(=投手陣の投球回数)の3倍と、そのチームの刺殺数は常に等しい

も、投球回数 = 0/3 という場合があるので、この辺りの記述に正確を期そうとすると案外厄介そうです。正確な記述が自分では今はできないけれども、少なくとも不正確な部分があると思いましたので、こういう[1]編集をしたのです。

それと、蛇足ですが、「1イニング」は定義上は表と裏から成るので、サヨナラなどの例外のほかはアウトは6個発生することになります。--Panpulha 2010年11月8日 (月) 00:54 (UTC)[返信]

>「1イニング」は定義上は表と裏から成るので
守備イニングと書いてありますから、これは言いがかりになりますよ。それと、チーム投球回数ですから、個人には0/3ということはあっても、チームとしては存在しないでしょう。 --ねこぱんだ 2010年11月8日 (月) 01:03 (UTC)[返信]
言いがかりのつもりはありませんでしたが、誤解された方がおられましたら謝ります。
現在(および当分の間)、資料を調べられるような状態にないのですが、「守備イニング数」という言葉自体の定義の問題となるのかもしれません。チーム守備イニングとして考えても、サヨナラを考慮しなくてはならないので分数が付く数字になると思います。当然、この分数部分が "0/3" となることもあるでしょう。また、個人のそれでは、途中交代もあるのでもっと複雑でしょう。この記事で、ことさらに「(常に)3倍に等しい」といった表現をすれば、「何の3倍?」といった話になります。「常に」とか「3倍」などといわずに「アウトが発生すれば必ず守備側の誰かに刺殺が記録される」でよいように思えています。--Panpulha 2010年11月8日 (月) 04:26 (UTC)[返信]


件の編集をしたものです(IP変わっているかも)。まずMLBのオフィシャルルールによると「イニング」の定義は、
An INNING is that portion of a game within which the teams alternate on offense and defense and in which there are three putouts for each team. Each team’s time at bat is a half-inning.
であり、「3つのプットアウト(刺殺)」を両チームが取ることで1イニングが構成されることが見て取れます。ですのでおっしゃるとおり「1イニング」は6アウトで3アウトは「半イニング」などとというべきではあるものの、一般的な術語ではないですし、そこはねこぱんださんのおっしゃるように直後の「守備イニング」という書き方で収まっているかなと思います(もちろん検討の余地はあるでしょう)。ともかくイニングは「3アウト」単位でできているわけです。
それより本題は「サヨナラゲーム」と思いますが、たとえば、9回1死からサヨナラ安打が出て試合が終了した場合、敗戦側の守備イニングは、9イニング目を完了しないまま試合が終了したために「8回1/3(=8回+1アウト)」となります。おっしゃるとおり分数が現れ、そしてそれがそのまま守備イニングです。これはボックススコアやレコードブックにはかならず記載されている情報であり、複雑なことはまったくありません。たしかに9イニング目のアウトの数は1ですが、同時に1イニング(半イニング)を満たしていない(1/3イニング)ので〈1イニングに記録されるアウトの数は常に3つである〉に誤謬は生じません。また本文の〈第3アウトが成立すると攻守を交代するのだから、1イニングに記録されるアウトの数は常に3つである〉という記述は、「〈第3アウトが成立〉しておらず〈攻守を交代〉していないサヨナラゲームの最終回の場合は1イニング(半イニング)を完了していない」ことを含意しているとわたしには読めます。ただしこれももっといい表現を模索することはできそうです(「1イニングを完了した場合守備側に記録される刺殺の数はかならず3つである」とか?)
なお0/3を気にされていますが、それは試合において「投手が初回ないしイニングをまたいだ新しい回でワンアウトも取れずに降板した」ことを当該試合のボックススコアに示す表記に過ぎませんので、記録レベルでは何も関係ないことです。実際、レコードブックに「投球回 ○○ 0/3」と記される投手はいないし、チームとして書かれることもありません。仮に0/3の表記があったとしても、それは「新しい回でアウトを取れずに試合が終わったor降板した」という事実を示すのみで、イニングとアウトの関係に影響を与えることはありません。
読んでいると「新しい回に入ると、イニングが1増える」感覚をお持ちでいらっしゃるような印象を受けるのですが、ここでのイニングはどちらかと言えばアウトを基準にした数量的な概念です。これはべつだん奇異な発想ではなく、なぜなら防御率はまさに数量としてのイニングをもとに計算されます(そういう意味では、「イニング数」という表記のほうがより正確かもしれません)。
それで、わたしが追記した部分(公認野球規則10.03(c)にもとづく)を含めて実戦に即して単純に考えると、
「1回裏先頭打者から25者連続三振(捕手は正規捕球)、26人目に三塁打、次打者にサヨナラヒットが出て1x-0で試合終了」という試合の記録は、
  • 敗戦側の守備イニング数=投手の投球イニング数:8回1/3
  • 同刺殺数:25(この場合すべて捕手)
  • 勝利側の打者数:27
  • 同得点:1
  • 同残塁:1(サヨナラヒットを打った打者が残塁)
となり、 
  • 守備イニング数×3(=25)=刺殺数(25) と、
  • 攻撃側の打者数(27)=攻撃側の得点(1)+残塁(1)+守備側刺殺数(25)
が成立します。
で、そもそもこれらの記述が必要かどうかという価値判断についてですが、わたし個人としては「正しい情報であり、また野球というスポーツの構造を理解するにはそれなりに有用(「アウトは誰かに刺殺」とだけ書いてあるよりはアウト-イニング-ゲームという関係性が想像しやすいだろう)」と考えますので、書いてあるのは非常に良いことなのではないか、と思います。復帰させ、追記したのが自分というのを抜きにしても。--114.198.202.75 2010年11月9日 (火) 13:56 (UTC)[返信]