ノート:ヴェネツィアン・グラス

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項目名について[編集]

この「ヴェネツィアン」というのは何語なんでしょうね。英語 venetian を仮名で書くなら「ヴィニーシャン」か「ヴェニーシャン」、イタリア語なら veneziano で「ヴェネツィアーノ」でしょう (もっとも、vetro veneziano という言い方はあまりしないようですが)。 日本語の慣用表現です、と言うならそのとおりなのだろうとは思いますが、だったら音としては /benecian/ (解釈によっては/benetian/) なのでしょうから、綴りは「ベネチアン」でいいのでは? Googleのヒット数を見ても、Wikipediaからの丸写しが多数含まれると思われる「ヴェネツィアン」にくらべて、「ベネチアン」は3倍近く使われているようです。

慣用表現ということはすなわち、Asian (英語の発音は「エイジャン」)を「アジアン」と読んだりするのにも似た状況ですが、しかし「アジアン」にはない問題を「ヴェネツィアン」は含んでもいます。 「ヴェ」や「ツィ」といった綴りは慣用として、「原語の音をより正確に表現したい」という意図のもとに広く使われて来たものですから、当然の帰結として“原語”の存在を強く暗示してしまうのです。 とこがその“原語”と思しき単語は、イタリア語にも英語にもどこにも存在しないという…。

そんなことをいろいろ考えると、私はやっぱり「ベネチアン・グラス」のほうがいいんじゃないかと思うのですが、いかがでしょうか。 ぎゅうひ 2010年6月22日 (火) 07:37 (UTC)[返信]