ノート:ワレワレハウチュウジンダ

ページのコンテンツが他言語でサポートされていません。

このページでは SpBot による過去ログ化が行われています。解決済みの節に {{Section resolved|1=--~~~~}} というテンプレートを設置して過去ログ化を提案すると、その節は 7 日後に過去ログ化されます。

改善提案[編集]

構成
  • 記事は「概要」節ではなく「解説」を置くべきです。(諸解説が肥大化したときに、それらの要約としての概要節を置くのはよい。)おそらく「起源」節、「発展」節、「物理的現象の解説」節があるとよく、これらを丁寧・慎重に帰属化しながら書くと「おもしろい」感じになると思います。「使用例」は割とどうでもいいです。
情報源の信頼性の問題
  • 記事の根幹になっているのは[2]の「金井かおる」による「まいどなニュース」です。[1]をみても「金井かおる」なる人物の背景が不明で、この人は信頼に足る情報源とは言い難い。しかも記事の末尾で「ルーツを知っている人は教えて」と書いていて、金井説が結論的な事実ではないことが明らかです。ただし記事中ではサブカルチャーの専門家としての初見健一の証言があり、この方の権威が暫定的に信頼性の根源になっています。
  • これに比べると「マグミクス」の[2]の著者「森谷秀」なる人物は、どこの何者なのかわかりませんし、森谷氏は記事のなかで情報源を示してもいないので、信頼性に乏しい。
  • 東スポの8は「高木圭介」氏の署名記事ですが、示されたプロフィールからは「サブカルチャーの権威」とは読み取れません。そして記事中では情報源が示されていません。信頼性に欠きます。
  • 総合的にみて、ネット上にある、あまり信頼性が高くない情報源が多用されています。(なんとなーく、最初は「◯◯という説がある」という生真面目な情報だったのが、孫引きされて「◯◯だ」になっちゃったような、ネットでググった根拠の不確かなうわさ話を鵜呑みにした情報源が多い印象。)
独自研究の問題
  • [2]では初見健一が「元祖は東宝特撮映画『地球防衛軍』だと思います。」と述べており、断定的な事実ではなく推定です。同じように[8]でも「『地球防衛軍』が元ネタとの説が濃厚」とあります。これも確定事実ではなく「説がある」というだけです。[6]のtvasahi芸能ニュース(無署名)も「考案したという。」と伝聞体です。これらの情報源を束ねて「◯◯だ」とするのはダメです。「◯◯という説がある」などと書くのがいいでしょう。
避けたい言葉・言葉を濁さない
  • 概要の一行目の「◯◯ことが多い」について、[2]は裏付けになりません。ここは、次のように書くべきです。

サブカルチャー研究家の初見健一(1967年生まれ)は、自身が幼少の頃には「すでにギャグになっていて、扇風機に向かってこのセリフを言ったり、あるいは言いながら喉を手でトントン叩くという遊びが流行っていました」と証言する[2]。

  • (私は全情報源を検証したわけではないのですが)たとえば「起源」節はこんな感じにするとよいのでは。
(1)サブカルチャー研究家の初見健一は、『地球防衛軍』が元祖だと推定している[まいどな]。(東スポの高木圭介もこの説を「濃厚」としている[東スポ]

(2)この作品では「チ・キュ・ウ・ノ・ミ・ナ・サ・ン」などの台詞がある[まいどな][読売]。 (3)この台詞は、土屋嘉男が演じる「ミステリアン統領」が地球人向けに発する宇宙語を、翻訳機械が発声したことで、抑揚のない「機械を通したような」音声となった[まいどな]。こうした表現方法は土屋嘉男が考案したものだったという[読売]

  • これがどのように発展していったかは「magmix」を利用すると多少は書けそうですし、林家木久蔵がいつからこのネタをやっていたのかとかがわかれば、歴史が辿れていいですね。
雑感
  • ほかにこういう節をつくっても「おもしろい」かも
==「ワレワレ」の哲学的考察==
(1)月刊『ムー』の望月哲史は、『地球防衛軍』の演出意図は「ミステリアン統領」が人類に向けて「I am 宇宙人」と自己紹介するものだったが、現代的視点にたつと、「You and I are 宇宙人」(ミステリアン統領も人類も、宇宙の住人という点で同胞である)と解釈することができると指摘した。
  • コメント 上の節でも少し触れたのですが、初見氏が挙げている地球防衛軍の台詞は「わーれーわーれーはー」であり、これを無視して「チ・キュ・ウ・ノ・ミ・ナ・サ・ン」の方だけを記述するのは違うのではないでしょうか。また『ゴジラとともに特撮VIPインタビュー集』において土屋氏自身も「ワレワレハウチュウジンダ」の考案者であると自認している点も注目すべきだと思います(ただし私自身はこの出典を確認できていません)。ただ、 柒月例祭さんの改善案には概ね同意ではあります。--totti会話2021年7月7日 (水) 16:04 (UTC)[返信]
  • 返信 「わーれーわーれーはー」についてはおっしゃるとおりですね。私が上に書いたのはあくまでも「たとえばこんな感じ」程度のもので、一字一句この通りにしてというレベルのものではないです。
    • (2)『地球防衛軍』には、宇宙人が地球人類に話しかける「チ・キュ・ウ・ノ・ミ・ナ・サ・ン[a]」「わーれーわーれーはー[b]」などのセリフがあった[c]。〔表記が揃わないのが気に食わないので、「ワ・レ・ワ・レ・ハ」などと改めてもいいかも〕
    • (3)割愛
    • (4)◯◯によれば、『地球防衛軍』内には「ワレワレハウチュウジンダ」という言い回し自体はないものの[まいどな]、土屋による「抑揚のない[Techsight]」「とぎれとぎれに話す[読売]」「声にビブラートがかかったような[東スポ]」表現方法がキャッチーだったので、はやったという[f]。
    • (5)Techsightの三浦ヨーコは、当時描かれた宇宙人は異形の姿かたちであったから、ふつうの人間のように発声するとかえって不自然であり、「独特のエフェクト」だったからこそ受け容れられたと分析する[Techsight]。([注]森谷秀によれば、実際には『地球防衛軍』に登場する「ミステリアン統領」は「顔のほとんどを覆うヘルメットとマントの衣裳」という姿で描かれていたという[magmix]。)そしてこの「独特のエフェクト」はチープであったので、喉を叩いたり扇風機に向かって発声するだけで、誰にでも容易に模倣することが可能だった[Techsight]。ゆえに「昭和のこども」に広まったという[Techsight]。(この分析は、根拠となる客観的事実を示さない「推論」でしかないけれど。)
    • (6)サブカルチャー研究家の初見健一(1967年生まれ)は、自身が幼少の頃には、すでにこれが「ギャグ」として流行していたと証言する[まいどな]
    • (7)森谷秀は、土屋の考案した「加工した音声」によって宇宙人を表現するという手法は、その後の東宝・円谷作品群に登場する宇宙人のスタイルに継承されていったと指摘する[magmix]
  • とかなんとか、要はいま示されている情報をもとに書くならこんな感じかなー。というぐらい。各情報源の信頼性はあまり高くなさそう(初見氏を別にすると、権威による論証か、あるいは事実を示しての論証は、ほとんどない。)まあ、これらの改稿の結果として珍妙な感じになるかどうかはわかりません。
  • 歴史経緯については、特撮・SF分野に長けた執筆者さんであれば、もっとマシな情報源を示すことができるだろうなー、とも思います。いっぽう、これがギャグとして広まった経緯については、また別の分野の情報源を求めることになるでしょう。しかもサブカルチャーなので、たいへんですねえ。--柒月例祭会話2021年7月8日 (木) 09:35 (UTC)[返信]