ノート:ユーフォニアム/過去ログ その他 2006年12月25日 - 2007年1月1日

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カイザーバリトン[編集]

ところで、HIDEっちさんはeuphstudy主宰の方でしょうか。だとすると、話が逸れますが、カイザーバリトンをどう説明したもんでしょう?LR 2006年12月25日 (月) 08:47 (UTC)[返信]

別の話題なので、分けました。はい、euphstudyのHIDEっちです。カイザーバリトンに関して、ユーフォニアム奏者の間で一番誤解されているのが、「テューバ型」もしくは「ロータリー式の楽器をさして言う」という点です。カイザーバリトンは、チェルヴェニーが1882年にウィーンで特許を取得した楽器です(Guenter Dullat「V.F. Cerveny & Soehne」1992 他)。この楽器は、第1バルブから第4バルブまで、少しずつボアが拡大されているところに特徴があり、結果、それまでの楽器より太く大きいベルに到達します。初期の楽器は、第1が15mm、第2が16mm、第3が17mm、第4が18mmとなっています。現在のカイザーバリトンで、実際に各バルブの抜差管の内径を図ると、第1第2はほぼ同じサイズですが、第3がより大きく、さらに第4が大きいです。現在も各社で製造されていて、卵形のものもテューバ型のものもありますが、初期のチェルヴェニーの資料を見ますと、卵形です。一方、通常のバリトンのボアは、第1から第4まで、同じサイズです。中には、第1第2が同じサイズで、第3第4がそれより太い(第3第4は同じサイズ)デュアルボアや、ユーフォニアムと同じく第4バルブのみが太いモデルもあります。では、カイザーバリトンとバリトンとは別の楽器として考えるべきかどうかというと、私はどちらもドイツ式のバリトンと考えて良いのではないかと思います。実際、最近のカイザーバリトンには、ボアサイズが同一のものもあります。それらは通常のバリトンよりもボアが太目ですので、カイザーバリトンと同じと見なしているのでしょう。このあたりは私のサイトに詳しく掲載していますので、宜しければご覧になって下さい。カイゼルバリトンについての各項参照。 --HIDEっち 2006年12月26日 (火) 09:08 (UTC)[返信]

画像[編集]

確かにこの画像は酷いですね(笑)。ベルの凹みは見あたりませんが、裏返しというのは、あんまりです。こちらで撮影した画像があるので、差替えたいところです。コモンズの方を修正することになるのでしょうか? --HIDEっち 2006-12-26T09:43:53(UTC)

よい写真があれば、コモンズに別の画像としてアップロードして、記事から参照する画像を変更すればいいのではないでしょうか。今ある画像に関しては、コモンズのほうでは触らなくて良いと思います。yhr 2006年12月26日 (火) 13:57 (UTC)[返信]
yhrさん、初めまして。ご教示有難うございます。早速替えてみました。--HIDEっち 2006年12月26日 (火) 15:11 (UTC)[返信]

ドイツ式バリトンとテノールホルン[編集]

バスの編集の中に、表に見えないように書きましたが(218.231.171.218さん、ちゃんと読んで下さると有難いのですが)、ドイツ陸軍の行進曲譜が BOTE & BOCK から全集として出ています。これを見ますと、1.Tenorhorn, 2.Tenorhorn, Baritontuba、(表記は全集に指定のママ)があります。第1テノールホルンは、メロディーや対旋律を担当、第2テノールホルンは後打ちリズムを担当、バリトンテューバはテューバのオクターブ上で頭打ちを担当するパターン(役割から言ったらまさに文字通り、テューバですね)が多いです。これは、民間のバンドの編成や楽譜(現在出回っているような、各国の編成に流用できるように編曲された楽譜ではありません)と比べてみても、標準的な編成と言って良いのではないかと思います。現在は軍縮で軍楽隊も縮小し、テノールホルンが使われず、バリトンがユーフォニアムのような役割をしています(これが原因で、イギリスのバリトンとユーフォニアムのような対比を思いついてしまうのかも知れません)。しかし、民間のバンドでは、未だテノールホルンが美味しいところを持って行っています。

またオーストリアやチェコですが、有名なフツィックの「フロレンティナ行進曲」の譜面(1908年 Bosworth & Co.)を見ましたら、Bassfluegelhorn(Tenorhorn)、Tenorhorn 2 u.3、Euphonion(以上括弧内を含め、楽譜に記載のママ、ただしウムラウトはeを加えて表記)という編成でした。役割は、上記の全集と同じようなものですが、トリオでは、バスフリューゲルホルンがメロディー、テノールホルン2.3.とオイフォニオンが対旋律を奏でます。

ソヴィエトになりますと、これはまだスコアをチラリと見たことしかありませんが、ミャスコフスキイの「交響曲第19番」やコジェフニコフの「スラヴィンスカヤ」などでソロを取るのはテノールですね。

ですので、単純に、サクソルンのバリトン:バス=イギリスのバリトン:ユーフォニアム=ドイツのテノールホルン:バリトンの関係には括れないですし、本文中に再三書くことではないと思います(故に削らせて頂きました。後の方でも触れていることですし)。これもあくまで「便宜上」の分け方としないと、誤解を招きます。この関係を立証させるには、それぞれの楽器がどのような役割を担っていたかを知ることも重要です。

僭越ながら、218.231.171.218さんは、きっと世界各国の音源や楽譜などの資料には事欠かない立場にある方であろうと勝手に想像しておりますので、そこのところもよろしくお願いします。文章ばっかり見ていても、頭でっかちになるだけです。出来るだけ簡略化し、わかり易く表現するということは、わかり易く考えることとは限りません。わかった振りをして話を進めたり、自分にわかり易いように勝手な解釈をすると、初歩的で重大な間違いにも気づかず、また、それを指摘されても素直に受け容れられなくなるであろうと思います。わからないことは、「今はわからない」として、必死で調べればよいのです。僭越ながら・・・--HIDEっち 2006年12月29日 (金) 16:47 (UTC)[返信]

大胆な削除[編集]

年明け早々、随分大胆な削除をした方がいらっしゃるようですね。勿論私は自分の発言に対して、誤解や誤解を招く表現があると思った場合は訂正しますし、他の方の発言でそのようなものがあれば、出来るだけ元の項目を残しながら、それを糾そうとしています(そうでないと、ただの「私の主張」になってしまいますので)。しかし、何の言葉もなく、これ程大胆な削除は致しません。しかも、ノートまで白紙化ですか・・・ 果たして何か気にくわないことでも書いてあって、頭に血が上ったのでしょうか。有無を言わさず、気に入らなければ削除ですか。何だか、ご自分がこの項目の舵取りであるに相応しい人物とでも思っているかのような、妙な使命感を持たれているのではないかと感じます。こういう方は、異なる価値観の人と情報を共有することなどは、決して出来ないでしょう。

それにしても、便利なもので、誰かが白紙にしても、また元に戻せるのですね。しかも、履歴はずっと残る。どこをどう直したか、削ったのかもずっと残る(IPも)。都合が悪くなったからと言って、白紙には出来ないのですね。ウィキペディアは誰でも簡単に書き込みが出来ますが、その発言は大きな責任を孕んでいるということですか。--HIDEっち 2007年1月1日 (月) 18:03 (UTC)[返信]