ノート:ベータ崩壊

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気合の入った加筆なのはわかりますが、正直ここまでたくさん例示する必要があるのか疑問です。複数の崩壊モードを持つ件に関しては、概説は原子核崩壊あたりでの解説が適当かなぁと。あまり気は進みませんが、細かく例示するなら、個々の崩壊確率まで書いたほうが良いかもしれませんね。yhr 2006年6月25日 (日) 14:57 (UTC)[返信]

書き手の個人的な観点が出ていると考えられるかもしれませんが、私は現象を例示することによりβ崩壊について詳しく知ってもらえる可能性が高いと信じて書きました。α崩壊やγ崩壊に比べてβ崩壊は多様性があり、味わい深いものだと思っています。なぜなら私は永い間、β崩壊というのは(狭義のβ崩壊である)β-崩壊しか知りませんでした。しかしこれ以外のβ崩壊を知ることで、原子の不思議さという素朴な興味を感じることができました。特に、二重β崩壊というものがあるのは、記事を書いてみて初めて知ったものです。単純な現象であるα崩壊やγ崩壊に比べて、β崩壊は奥深く、例を示していかなければ理解が進まないと思います。また、例示することによる弊害はないと思います。もしも、このように例示することにより知的興味や理解を阻む弊害があるようでしたら、ご指摘ください。
特に元素記号に初めて接する中学生くらいのレベルで理解してもらえるよう、周期表で表される「ひとつ戻った所の元素に変化する」という、専門家ならおそらく使わないであろう表現を使いました。ちょうど私がこの分野に興味を持ったのが中学1年か2年のころでしたので、そのときの自分が欲しかった情報のスタイルを当てはめました。よって記法としては正式なものとは異なっていると思います。
あと必要なのはyhrさんがおっしゃるように、個々の崩壊確率です。これは重要な情報です。今の段階だと「これらのうちどれかの方法で崩壊する」に過ぎませんが、その方法が何パーセントなのかがわかれば、不安定な原子の挙動について理解する上で価値の高い情報となるのは確かです。--pixan 2006年6月26日 (月) 14:47 (UTC)[返信]
まあ、趣旨はわからないではないんだけど、こうやってそれぞれ二つずべつ例示されているのを眺めて理解が深まるかというとちょっと…。ただ並べるだけじゃなくて、見せ方に工夫が出来ればありかもしれませんけどね。あと「2.3 β-崩壊とβ+崩壊」というような形は有るのかなぁ。基本的にβ+で崩壊する核って軌道電子捕獲もやるんじゃないかしら。逆にβ+はするのに軌道電子捕獲をやらない核って知ってます?yhr 2006年6月26日 (月) 16:11 (UTC)[返信]
こういうことを調べるのに有用なWebサイトを紹介しておきましょう。このサイトここで検索できます。で、たとえばMass Number=36,Elenebt=Clで検索するとこんな感じ。で、36Clのリンクを開くとこうなって、分岐比等もわかります。ちなみに、調べてみると非常に低い確率ですがβ+崩壊もするようですね。yhr 2006年6月27日 (火) 16:30 (UTC)[返信]
詳しい資料のご提示、ありがとうございました。この資料をひととおり見ましたが、β+崩壊単独の核種は132Ndしか見あたりませんでした。それ以外のβ+崩壊は電子捕獲とペアになっていました。しかし、私が書く上で参照したATOMICAの資料には、13N 30Pがβ+崩壊単独で記載されています。また、Periodic Table of Elements by EnvironmentalChemistry.com132Ndでは、εと表記されています。どちらかが間違えているのか、まだ決定打が出せていないのかのどちらかかもしれませんね。今わかっている範囲で書き加えるとすれば、「ほとんどの場合β+崩壊は電子捕獲とペアになっており、どちらかの方法で崩壊する」というようになるでしょう。
それにしても、とんでもない同位体があってびっくりしました。(特に6Hとか、7Bとか、陽子と中性子のバランスがあまりにもぶっ飛んでいるものがあり、大いに萌えました。)。この資料を見ていると、私の知らない崩壊の種類(Xp,εp,β-2α3n, β-αn, β-t など)が載っており、これらを知りたいと思いました。この資料の中には、崩壊の種類としてβ-nというものがあり、nは中性子なので反応の前後では質量数が1つ変化してしまうため、これではβ崩壊の定義が当てはまらなくないためどのようにすれば正確になるのか頭の痛い所です。アドバイス願います。--pixan 2006年7月1日 (土) 09:46 (UTC)[返信]
きちんとやるなら、そういったサイトでリファレンスとして上げられている論文を読むしかないのかもしれないですね。僕自身一通り勉強したとはいえ原子核の専門家というわけではないので詳しい話はお手上げです。安定線付近の原子核についてはだいぶ実験事実の蓄積もあり、その振る舞いについて結構詳しくわかっているのでしょうけど、安定線から極端に離れた原子核についてはまだまだ実験が少ないのでまだまだ確かなことはわからないみたいですしね。まあ、Wikipediaの記述としてはあまり突っ込んだ話については適当なところでぼかすしかないでしょう。yhr 2006年7月1日 (土) 15:48 (UTC)[返信]