ノート:ヘイトスピーチ/過去ログ2

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池田香代子氏の「安倍死ね」発言について

ヘイトスピーチは「先天的な属性、あるいは民族的文化などの準先天的な属性、あるいは宗教などのように人格との結び付きが密接な特別の属性」と定義されているものです。それを踏まえて、池田氏の「あべしね」発言を考えますと…。確かに品のよくない暴言ですが、いわゆるヘイトスピーチとは言えない発言とは言えないと思います。故に池田氏の項の削除を考えています。異論のある方いますか?--Orenzitoremon会話2014年7月8日 (火) 23:04 (UTC)

コメント とりあえず、7月13日まで意見を募集します。その後、ノートの合意ができたとして、当該部分の削除、あるいは存続を行いたいです。--Orenzitoremon会話2014年7月9日 (水) 03:29 (UTC)


ヘイトスピーチ(英: hate speech)とは「憎悪表現」と訳される概念で[1][2]、・・・喧嘩言葉[5]と同様に相手方の内部に憎悪を生み出すような言論(表現)類型と考えられており、話者(表現者)の側の憎悪感情が問題とされる
  • 反対 ご指摘の記述には、当てはまるとは言い難いですが、上記の記述には当てはまるのではないかと思います。Orenzitoremonさんも、では、この人物に類似する発言をヘイトスピーチと受け取られている様ですし。仮に、ヘイトスピーチと言い切れ無いとしても、「ヘイトスピーチと指摘された事例」として残す価値はある様に感じます。出典にもヘイトスピーチと書かれていますし。ただ、その場合は、別の節に移す必要があると思います。--鈴木会話2014年7月10日 (木) 12:58 (UTC)
コメント 私は鈴木さんの意見に反対です。疑問が三点あります。
  1. 池田さんの項目の「ヘイトスピーチと指摘された事例」のソースはJ-CASTのみです。ネットの声を恣意的に拾って記事を書くミドルメディアをこのような題材を扱った記事のソース(出典)として利用するのはWikipedia:信頼できる情報源に反していないか?
  2. 池田氏の発言をヘイトスピーチの「代表例」として記事内で紹介する必要があるのか? 他にもいくらでも失言をした人物は居る。特筆すべきところが何かあるのか疑わしい。
  3. 鈴木さんの言う普遍的な「憎悪表現」という意味では池田氏の「あべ死ね」は厳密にはヘイトと言えるかもしれない。しかし、この記事の多くは「先天的な属性など」に向けられた憎悪表現を「ヘイトスピーチ」として紹介する事に割かれている。故に、池田氏の発言をここで紹介する異議を感じません。--Orenzitoremon会話2014年7月10日 (木) 14:34 (UTC)
  • 反対 まず、池田香代子はドイツ語の翻訳家として『ソフィーの世界』など多数の訳書があるだけではなく、福島第一原発事故の後にはエートスに賛同する立場で被災地の復興のために献身的に市民活動を行うなど政治的な活動も行っている(理工系の知識を必要としないドイツ語の翻訳家である池田香代子が、本当に理工系の知識や科学的リテラシーを必要とする原発や放射能など原子力工学に精通しているか否かに関しては非常に疑わしいが)。さらに、池田はエートスに賛同しながらイスラエルに批判的な広河隆一が編集長を務めているDAYS JAPANの賛同人という立場で、社会的発言及び社会的活動を行っている。その上、池田香代子による「あ べ し ね」というヘイトスピーチに関して言えば、引用されたJ-CASTニュースにおいても池田による当該のツイッター上における発言はヘイトスピーチに該当すると記載されているだけではなく、池田香代子による「あ べ し ね」という発言の後に池田のツイッターのアカウントは「炎上」したにもかかわらず、池田は「あ べ し ね」という発言それ自体は削除したものの、「はい、なんでしょう?」、「私が怒りに乗っ取られてます。で、平常運転です」、「こんな事言われるのにふさわしいあべさんだけに言ってます」、「おはようございます。反省してます。これからは甘党を目指し、シュガーの『ウエディングベル』で行きます。♪くたばっちまえ アーベ」などと発言を行ったことを考慮すれば、池田は「あ べ し ね」と「炎上」をまねき物議を醸す発言したことに対して反省したとは考えられない。それ故、池田香代子のような立場の者はツイッターにおける失言に対しても責任を負わなければ為らぬ公人であるとみなされるため、この記事は存続すべきであると思います。--タバコを吸ってるドイツ語マニヤ会話2014年7月10日 (木) 14:45 (UTC)
  • コメント そもそもその発言について誰がヘイトスピーチであるという評価をしてるんですか?J-CASTの評価だけで書くのはちょっと出典のしての意味合いが薄いかと思われます。--アルトクール(/) 2014年7月10日 (木) 14:49 (UTC)
コメント 再度書きますけど…。池田氏の記事ソースとなった「J-CASTの記事」(「ソフィーの世界」翻訳者が「あ べ し ね」ツイートで炎上 反省口にした後も「くたばっちまえ アーベ」 2014/4/18 17:47はこちらです。この記事をみればわかるように…。J-CASTは有識者の声を紹介したのではなく、ネットの声の一つとして紹介されたのみ。有識者の意見ならまだしも、ネットの匿名の意見をこの記事に反映する意味があるのですかね。--Orenzitoremon会話2014年7月10日 (木) 15:00 (UTC)

コメント いまだとアンバランスに見えますが、他の事例が加筆されれば目立たなくはなるのでは。ジョン・ガリアーノの発言もヘイトスピーチとして報道されているわけでもないですが、内容がヘイトスピーチです。池田氏の発言は人種差別的な発言ではないが憎悪表現でしょう。この記事では池田氏はヘイトスピーチをなくそうという運動もしている方のようですが、そういう方がこのようなヘイトスピーチをするのは問題でしょうし、その意味で事例としての価値はあるのではないでしょうか。アメリカの事例を研究した論文では、政権批判は許容されるのかという問題も検討されていますが、いまだ確定しているわけではありません。--さんぽーる会話2014年7月11日 (金) 17:15 (UTC)

コメント とりあえず期限の13日を過ぎました。削除について…「賛成2、反対1」と言う事なので…一端、池田氏の項目は削除いたします。ただ、異論のある方の意見は歓迎いたします。なお、さんぽーるさんにお聞きしたいのですが…例えば「そのような方がこのようなヘイトスピーチ」という部分は主観が入っていると思います。やはり、なるべくは客観的な池田氏の先の発言に対する批判資料が明確ではない場合、池田氏の記述は削除されるべきだと私は考えています--Orenzitoremon会話2014年7月13日 (日) 16:19 (UTC)

記事の多くは「先天的な属性など」に向けられた憎悪表現を「ヘイトスピーチ」として紹介する事に割かれている。
— User:Orenzitoremon 2014年7月10日 (木) 14:34 (UTC)

返信 (Orenzitoremon さん宛) ウィキペディアは多数決主義ではありません。また、この方の場合、反省を口にした後、批判された発言を再度行っている事から、意図的に行ったものと考えられ、失言の要件を満たしていないものと見受けられます。--鈴木会話2014年7月13日 (日) 21:08 (UTC)
返信 (さんぽーる さん宛) 無くそうとされている方が、こういった発言をするというのは珍しい事例かも知れません。まして池田香代子氏は平和運動家。平和を求める方が、この様な姿勢で良いものかと。物議を醸しそうですね。--鈴木会話2014年7月13日 (日) 21:08 (UTC)
あの、賛成2と反対2に見えるのですが。本人入れて3:2ってことですか?中国のケースについてヘイトスピーチという言葉は使われていないので、ちょっとそういうハードルで消されてしまうのも変だなと思うところです。定義や範囲が難しいという問題意識は分かります。--Seisato会話2014年7月14日 (月) 12:33 (UTC)
返信 (Seisatoさん宛) 「7月8日 (火) 23:04」に提案され、「7月13日 (日) 16:14‎ 」に削除し、「7月13日 (日) 16:19」に合意形成がされたと報告されていますね。約5日といった所でしょうか。--鈴木会話2014年7月20日 (日) 08:43 (UTC)

特に説明が無く、又、手続き上の問題もありますので記述を復活させます。--Seisato会話2014年7月28日 (月) 13:17 (UTC)

説明とはどういうことを意味していますか?--Orenzitoremon会話) 2014年7月28日 (月) 14:25 (UTC) 「J-CASTの記事」に一度乗っただけのこと。まして「匿名のネット利用者の声」を紹介したに過ぎないミドルメディアの主張をここに書くべきではないと思います。Seisatoさんなぜ復活させたのですか?数日待ちますが、場合によっては上記の議論を反映し削除します。--Orenzitoremon会話2014年7月28日 (月) 14:28 (UTC)

池田香代子氏の発言を「ヘイトスピーチ」と称しているのは「J-CASTニュース」中の出所不明な人間による1ツイートでしかなく、「物議を醸した」というレベルではないので一旦コメントアウトします。復活の要件として「信頼できる情報源」の明示をお願いします。--砂手紙会話) 2014年7月28日 (月) 14:39 (UTC) (追記)具体的には「個人名+「死ね」」を「ヘイトスピーチ」と関連づけることができる「信頼できる情報源」です。--砂手紙会話2014年7月28日 (月) 15:10 (UTC)

砂手紙さんの方針を支持します。--Orenzitoremon会話2014年7月28日 (月) 18:30 (UTC)

  • コメント コメント依頼から来ました。同じく、上記の砂手紙氏の方針に賛成。辞書的な「ヘイトスピーチ」の定義に合致する/しないではなく、信頼性に乏しい情報源しか提示できないために記述除去。将来的に(タブロイド紙やスポーツ新聞ではない)新聞や雑誌などに「池田香代子氏の発言はヘイトスピーチである」旨の記述が見つかれば、それを出典として記述復帰は問題ないと考えます。--KoZ会話2014年7月29日 (火) 01:49 (UTC)

コメント 改めてコメントしますが、砂手紙様の御意見に賛成します。「ヘイトスピーチ」の定義は何でしょうか?

単なる憎悪表現であれば、ネットユーザーでなく別の出典を用いれば、記載しても良いと思います。当人は「ヘイトスピーチ」をなくす運動をしているのですから特記性十分です。
一方、[1]にあるように「国籍や人種などに対する差別」であれば、池田氏の発言は全く該当しません。仮に池田氏の発言が「しね」でなく「死ね」であり、対象が我々のよく知る政治家だとすれば、それは「行動」に対する批判と予想できます(いっぱいありすぎて、どの行動かは予想できませんが)。この場合は、池田氏のヘイトスピーチをなくす運動は関係ありません。要は、飲酒運転撲滅キャンペーンやっている人がスピード違反で事故を起こしても「飲酒運転撲滅キャンペーン」の記事にそれを書く必要はないという事です。

さて、「ヘイトスピーチ」とは何でしょうか?--JapaneseA会話2014年7月30日 (水) 22:41 (UTC)

ええと、「賛成2と反対2に見える」のに、そのまま消してしまったことに対して何も説明がなかったので戻しました。同数の場合はそのまま編集してしまってよかったのでしょうか?--Seisato会話2014年8月3日 (日) 14:26 (UTC)

コメント Wikipediaは多数決主義ではありません。意見の数でなく質が重視されます。もし「多数決で勝った」と判断しての編集であれば、それはRvされるべきです。一方、意見の質を判断しての編集であれば、話は別です。勿論「議論参加者が全員、納得する」のがベストではありますが。私の意見としては「除去すべき」ですが」、この編集強行(Seisato様から見た場合、このように見えると思います)は支持も不支持もしません。--JapaneseA会話2014年8月3日 (日) 23:23 (UTC)

コメント ノート:池田香代子にも同様の議論があります。皆様の御参加を御願いします。--JapaneseA会話2014年8月5日 (火) 12:18 (UTC)

コメント 池田香代子氏の当該発言をヘイトスピーチだと論じている信頼できる情報源が存在しない以上、ここに書くことはできないでしょう。旭日旗関連でもそうですが、Seisatoさんは情報源の信頼性の評価についてもう少し慎重になった方がよろしいかと。あと、 賛成 反対 を使っていない方(アルトクールさん、砂手紙さん、KoZさんなど)の意見もちゃんとカウントしてください。どう見ても「賛成2反対2」ではありませんし、除去反対派の意見には十分な裏付けが存在しません。--Claw of Slime会話2014年8月6日 (水) 01:10 (UTC)

コメント 個人的にはヘイトスピーチの一種と思いますが、その上でヘイトスピーチの説明にあたっては一例以上のものにはならないため、こちらへの記載は不要と考えます。池田香代子氏の項目には本件の記載は必要だと思います。--61.202.240.122 2014年8月8日 (金) 07:32 (UTC)

原則①パブリックフィギュアに対するいかなる言説も言論の自由として保障されている。 原則②不法行為でないものを権利所有者の承諾を得ずマイナス評価をすることは法益侵害にあたる。 原則③故人の法益はその親族に持ち越される。 結論 池田香代子氏の発言に対するヘイトスピーチという評価は不法行為である。法令を遵守できる真っ当な社会人であるならば、その削除に反対できる道理がない。 日本の法令順守という側面から、この種の投稿がなされた場合、不法行為として削除する。--川口浩史会話2015年10月22日 (木) 04:45 (UTC)

訳語について

大和屋敷さんが、現在の有田芳生に関する記述などについて、引用方法に異議があるとのこと。であれば、適切な引用をした修正案を出すのが適切でしょう。修正案の提示をどうぞ。私からは、注釈を追記することを提案します。--MiraiY会話2015年2月17日 (火) 13:49 (UTC)

①百科事典の定義箇所を単一の報道記事の地の文(匿名記者の執筆箇所)をもとに記述しており問題があります。学術上の権威が確認できる信頼出来る情報源から起筆してください。Wikipediaは百科事典であり出典さえあれば何でも記述して良いウェブ空間ではありません。また、悪意なく常識的に引用元を読めば「ヘイトスピーチ⊃反韓集会」と記述してあり「ヘイトスピーチ≡反韓集会」と定義に利用するのは不適切です。②引用元のある記述を任意に削除せぬよう。問題点をノートで提示して見てください。--大和屋敷会話2015年2月17日 (火) 14:01 (UTC)

編集合戦を認め1週間の保護をかけましたが、ノートでの話し合いに移ってくださったようで、ひとまず安心しました。が、見出しを別にする必要はなく、また見出しの表現にやや穏当を欠くものがありましたので、そこを改めさせてもらいました。誰の編集が悪いと言うのでなく、どんなことをどのように載せるか、載せないのか、記述方法について議論していただくほうが摩擦が少なくなると思います。どうぞ穏やかにお願いします。--Kinori会話2015年2月17日 (火) 14:05 (UTC)

えっと、普通に引用元(本文1行目)には「“ヘイトスピーチ”(反韓集会)」と記述してあるんですがぁ。。。。でも、いくら探しても「⊃」なんて記号無いんですよ。大和屋敷さんを信じて、ページ検索にかけてもヒットゼロ。何で?って今、驚いている訳です、私。どうしたら良いの?って、、、、、、
まー、何でも記載するのは良くないとは思いますけど、一応、新聞みたいですし、イイんじゃないですかぇ。ミドルメディアとか、どっかの個人サイトとかじゃないですし、、、--satto会話2015年2月17日 (火) 14:25 (UTC)

ええ、そう仰ると思いましたので、いちおう形式的に「百科事典の定義箇所を単一の報道記事の地の文(匿名記者の執筆箇所)をもとに記述しており問題があります。学術上の権威が確認できる信頼出来る情報源から起筆してください。Wikipediaは百科事典であり出典さえあれば何でも記述して良いウェブ空間ではありません。」と提起させて頂きました。引用元をみれば容易にわかるように該当箇所は有田の発言の引用ではなく匿名記者の執筆箇所ですので百科事典の定義として引用するのは不適切です。学術上の権威が確認できる信頼出来る情報源から起筆してください。--大和屋敷会話2015年2月17日 (火) 15:04 (UTC)

そもそも、匿名記者の記事ではない。あと、原文にも「“ヘイトスピーチ”(反韓集会)」との記載あり。では“ヘイトスピーチ”(反韓集会)と記載できるかといえばヘイトスピーチの中のひとつに含まれるため記載不可。--hyolee2/H.L.LEE 2015年2月18日 (水) 06:47 (UTC)
あれ?元記事が韓国語で翻訳では?翻訳者不明は匿名あつかいでしょ。少なくとも【日本語では「反韓集会」】と記述するさいの翻訳上の権威が担保されていません。結論が不可とのことですのであれですが。--大和屋敷会話2015年2月18日 (水) 11:23 (UTC)
情報の出処は新聞と明らかであり、WP:Vは担保されている。WP:ORの問題は無し。中立的な観点から論争となっている考えの一つと言える。ヘイトスピーチの日本語の訳語の一つとして、記載することには問題無いでしょう。新聞の翻訳に対し、正確性に問題があるというのであれば、多くの人に、このヘイトスピーチのページ自体を精査してもらい、正しく翻訳されていなければ、正しい翻訳に直せば良し。情報源もあり、いくらでも検証可能です。しかし、有田芳生の記述は、あくまで記者の記述であることを明確にし上での記載が好ましいでしょう。--Nyamad会話2015年2月18日 (水) 12:36 (UTC)

ヘイトスピーチの基準と取り締まり法規について

ヘイトスピーチの基準については確固とした基準がないというのが現在の状況だと思います。朝日新聞の記事では「市民団体「ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク」によると、昨年、全国各地でヘイトスピーチを伴うデモや街宣活動は少なくとも360件あった。対象は、在日だけでなく、反原発運動、広島の平和運動、生活保護など多岐にわたる。」[2]となっており、人種、宗教、性別、性的指向にとどまらないことを述べています。同時に産経新聞の記事では「何が「ヘイトスピーチ」となるのか、どのような憎悪や差別感情の表出を「ヘイトスピーチ」とみなすのかについて、紛れのない判定基準が存在するわけではない。」[3]と述べられており明確な基準がないとされています。ヘイトスピーチとみなされるものは多岐にわたるということと、明確な基準が存在しないという事実は記載するにたるものであると思います。

また、取締法基についてですが、現状、人権撤廃条約の趣旨を忖度した有罪判決が出ているのは事実であり、現状の日本で取り締まり法規がないというのは間違いでしょう。こちらの判例[4]の「第3 人種差別撤廃条約下での裁判所の判断について」では、「2 憲法98条2項は,わが国が締結した条約を誠実に遵守することを定めており,このことから,批准・公布した条約は,それを具体化する立法を必要とする場合でない限り,国法の一形式として法律に優位する国内的効力を有するものと解される。」とされており、人種差別撤廃条約が国内的効力を有していると判断しており、「人種差別行為による無形損害が発生した場合,人種差別撤廃条約2条1項及び6条により,加害者に対し支払を命ずる賠償額は,人種差別行為に対する効果的な保護及び救済措置となるような額を定めなければならないと解されるのである。」とされています。--IP58xv会話2015年3月20日 (金) 05:17 (UTC)

コメント 産経新聞の記事([5])は、猪木武徳氏の意見という体裁を取っているので、語尾には「明確な基準が存在しないという意見もある」とするのが望ましい。言い切るには、法律の専門家や司法機関による高次の出典が欲しいところ(猪木氏は経済学者)。取り締まり法規の有無については、WP:NORWP:SYNにならないよう注意が必要。--花蝶風月雪月花警部会話2015年3月20日 (金) 06:04 (UTC)
「大阪市ヘイトスピーチへの対処に関する条例案要綱(案)」(概要)[6]において「(3)ヘイトスピーチ該当性等についての審査会による審査の前置」に「ヘイトスピーチの問題は憲法が保障する権利・自由の相互調整という極めて専門的な問題であるとともに、不確定な概念をもって定義せざるを得ない」とされています。ヘイトスピーチに明確な基準、線引がないことは公知であると言ってもいいと思います。明確な基準ありとする出典が無い現在、言い切ってしまっていいでしょう。取締法基の有無については寧ろわたしが手を入れる前の状態の方がWP:ORです。実際に人種差別撤廃条約は国内的効力を有するとの裁判所判断が出ています。ただし、これは人種差別に基づくヘイトスピーチ限定ですのでヘイトスピーチ一般に対する効力を持つものではありません。したがって、「ヘイトスピーチ自体を取り締まる法規はない」とする記述も正であるということになります。ただ、それでも民法上の不法行為を問うことは可能であることに注意が必要です。--IP58xv会話2015年3月20日 (金) 07:19 (UTC)
(追記)そもそも法律で取り締まれないのであれば、大阪市のヘイトスピーチ対処条令案が規定している訴訟費用の貸出はどういった訴訟に対し貸し出されるのか、ということになります。取り締まる法律が存在するから訴訟は成り立つ訳でしょう。--IP58xv会話2015年3月20日 (金) 11:47 (UTC)
  • 国内効云々が問題なのではなく私人間効力が問題なのです。またノート:日本のヘイトスピーチ#憲法14条1項とヘイトスピーチで取り上げましたように、参照できる(十分な言及のある)学術論文がいまのところ発見されておらず、高裁判決、新聞報道や関係者の主張、あるいは私人間効力についての一般的な記述のみでヘイトスピーチ裁判について確定的に判例研究を記述してしまうのは、本来の意味でNORに抵触しており、あまり積極的に(憲法14条、人種差別撤廃条約)については言及したくないところです。これは地裁判決と高裁判決の判決理由の相違をどのように解釈するか、という論点を含んでおり、「名無しの・どこの誰とも知れない」wikipedianによる解説では手にあまると考えるためです。原則としては高裁で地裁判断の重要な部分が覆されており高裁判断で記述するのが適切なのですが学説上は反論もあるでしょうし。--大和屋敷会話2015年3月24日 (火) 01:39 (UTC)
なるほど。
しかし、日本政府の答弁[7](P.34、147)
147. 差別行為が生じた場合には、法務省の人権擁護機関において、その救済のため、速やかに、適切な措置がとられることとなっている。また、私法的関係については、民法により、不法行為が成立する場合は、このような行為を行った者に損害賠償責任が発生するほか、差別行為は、私的自治に対する一般的制限規定である民法第90条にいう公序良俗に反する場合には、無効とされる場合がある。更に、差別行為が刑罰法令に触れる場合は、当該刑罰法令に違反した者は処罰されることとなっている。
は引用できると思います(というかもう記載済みですが)。これは「児童の権利に関する条約」を締結するにあたって児童の権利委員会による事前質問に対し日本政府が回答を行ったものです。当該部分は一般的な私人間の問題について述べられているものだと考えます。いかがでしょうか。
判例を鑑みたとき、大和屋敷さんが具体的にどうした記述のほうが良いと思っているか、ご提示お願いできますか。--IP58xv会話2015年3月24日 (火) 13:32 (UTC)

定義部について

出典を示せば「ヘイトスピーチ」とされる事項については、際限なく増えていきます。現に訳語について、反ヘイトスピーチ言論(レッテル張りすれば左翼の論客の言論ですが)を中心に当たった結果、私は訳語をどんどん追加していくことになりました。ヘイトスピーチは直訳すれば「差別言論」、現在最も一般的な訳語は「差別表現」といったところかと存じますが、反ヘイトスピーチ言論をいくつか当たると内外の歴史的文脈を踏まえて「差別煽動表現」の意訳に揃えていこうという論調になってきているようです。

今ある「ヘイトスピーチ」の定義ですが、日本語の出典を用いた「日本のヘイトスピーチ」の定義論になっていると思います。いまは「日本のヘイトスピーチ」の定義をこちらの定義部、様態に委ねていますが、むしろ今ある定義部は、「日本のヘイトスピーチ」の様態として節「法規制」の前で述べられるべきであって、本項「ヘイトスピーチ」では、原語(英語)や他言語のヘイトスピーチの定義も重要なものとして参照すべきではないでしょうか。

つまり、我々が今所持している辞書(特にオンライン辞書)として検証が便利なものとしては、知恵蔵mini

 

(斜線部は定義じゃなくて様態だと思いますが。また、現行版において「個人や集団が抱える欠点と思われるものを誹謗・中傷、貶す、差別するなどし、さらには他人をそのように煽動する発言(書き込み)」という部分を欠落させているのは、出典に忠実でなく、特に定義を述べるにあたっては恣意的で好ましくないと考えますがいかがでしょうか。確認できる英語の出典にないので打ち消します--ジャコウネズミ会話 | 投稿記録2015年4月24日 (金) 04:11 (UTC)

ということになります。以前の編集で私はENWPから翻訳し「属性」を強調しましたが、"e.g."(例えば)を "attributes"(属性)に置き換え要約したのは、ひとりのウィキペディアンの編集であって、定義ではないものの、ENWPコミュニティでは暫く容認されている、という状態なんだと思います。

日本のヘイトスピーチにおいては、反ヘイトスピーチの立場(当然、反対言論よりこちらの方がヘイトスピーチの語をを熟慮していると思いますが)の言論としては、

反ヘイトスピーチの立場にある論者においては、ヘイトスピーチとは、マイノリティに向けらたもの(師岡)(野間)(神原)個人では変更困難な属性に基づくとするもの(明戸)(神原)であるとする論調が見られる。

といったところです。

現在、定義の出典としている小谷順子ですが、先行している専門家のものとして、一定の権威があるものとは思いますが、残念ながら容易に出典を共有できません。大和屋敷さん他の方で、小谷順子はヘイトスピーチについて「~~~~」と定義している。というような引用の形で示していただけないでしょうか?同時に、大和屋敷さんが把握しているヘイトスピーチの定義(小谷と同じかもしれませんが)を述べて、なぜ消したものがヘイトスピーチじゃないのか、あるいは例示を増やすべきでないとされているのかについてもご開陳いただけますでしょうか。不当な要求と認識し撤回します--ジャコウネズミ会話 | 投稿記録2015年4月24日 (金) 15:38 (UTC)

同時に最近定義部を編集なさっているIP58xvさん、121.87.36.13さん他の方々もコメントがあればよろしくお願いします。--ジャコウネズミ会話 | 投稿記録) 2015年4月24日 (金) 00:58 (UTC)--ジャコウネズミ会話 | 投稿記録2015年4月24日 (金) 01:01 (UTC)

ヘイトスピーチには明確な定義はない、ということはこの記事を編集している方にとっては常識であると思います。もしそうでないならば認識を改めて頂く必要があります。そういった観点から、ヘイトスピーチを特定のより狭小な範疇のものにフォーカスしていこうという姿勢は特定観点の推進であり、中立性を逸脱するものです。各論は各論として記載に値するものではありますが、一各論にすぎないものを総論として述べることはできません。
導入部においては総論を端的に述べることが求められているのですから、各論の最小公倍数的な総論記述を心がけるべきであり、小谷順子出典などをとりわけ重要視し、他出典を排斥するような記述にすべきではありません。
「差別表現」or「差別扇動表現」については、どちらが適切なのかの知見はありませんが、どちらも出典があるのであれば、両方書くべきであり、片方を書かないということは避けるべきだと思います。--IP58xv会話2015年4月24日 (金) 06:35 (UTC)
どちらかにしようなんていってないですよ。それでもどこまで列記するかゆれていたので議論しよう、と。あと、日本のヘイトスピーチの最上段にいきなりテンプレ張られましたが、どの(またはどこからの)情報源がまずかったか先方のノートのほうで具体的に言っていただけますか?私の会話ページであったSYNODOSってことでいいです?IWJありましたっけ?--ジャコウネズミ会話 | 投稿記録2015年4月24日 (金) 07:16 (UTC)
ああ、そういうことか。勘が鈍くてすまん。「差別扇動表現」で統一しようってのは、「彼らの間で」って話です。シャルリーの件はすまん。彼らの文脈でもヘイトスピーチじゃないです。彼らの名誉のために補足しておきます。--ジャコウネズミ会話 | 投稿記録2015年4月24日 (金) 09:57 (UTC)

こちらの議論は停止しているようですが、本項および「日本のヘイトスピーチ」冒頭定義部からdictionary.comの出典を削除しました。「思想」に関するものが入っていないからです。また知恵蔵miniでも新しい版では「思想」については書かれていませんが、どうでしょうか。--Tonbi ko会話2016年1月27日 (水) 09:41 (UTC)

Tonbi ko様。定義部ですが、知恵蔵miniでは「誹謗・中傷、貶す、差別するなどし」と書かれています。「攻撃、脅迫、侮辱」とあるのはdictionary.comの「attacks, threatens, or insults」を翻訳したものです。経緯についてはノート:日本のヘイトスピーチ#定義の見直しの提案をご覧ください。ということで、dictionary.comは出典の偽装ではありません。「思想」については書かれていない、というのはその通りで、削除することに賛成です。--ジャコウネズミ会話 | 投稿記録2016年1月27日 (水) 14:41 (UTC)