ノート:パイプライン処理

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パイプラインの記述;


ステージ数は多ければ多いほど並列処理できる命令が増えるが、処理結果が反映されるまで時間がかかる(1命令を実行し終わるのに要すクロック数が増えるため)、


パイプラインステージの数が増えるからといって、並列処理が出来るわけではありません。 スループットで考えるべきです。 なぜなら、パイプラインのステージを増やす根拠としては、パイプラインクロック周波数を増やす為であり、RISCのパイプライン(スーパースカラではないパイプライン)では、並列処理を目的としていません。並列処理を目的とするならば、スーパースカラが適当であると思うのですが。また、ステージの増えたパイプラインのデメリットとして、パイプライン内に多くの命令が存在し、パイプラインハザードが起こる可能性が高くなる、またBranch予測が外れた場合のペナルティについては、この表現で問題ありません。 何故高周波数化の為に、パイプラインステージを増やすのかというと、 高周波数にすると、1サイクルあたりの時間が減る。この為、トランジスタのスピードの限界により、パイプラインステージを分割せざる負えなかったというのが現実であります。 ですので、理想のパイプラインは可能な限りステージ数が無いものであるはずです。