ノート:バルメン宣言

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訳語について[編集]

複数の方が執筆しているので、訳語などに混乱が生じるのは仕方がないと思いますが、その都度調整をはかっていただければと思います。

・Landeskircheの訳語として「領邦教会」と「州教会」が混在しています。どちらかに統一すべきだと思います。

・die deutschsprachige Kirche im 20. Jahrhundertを「20世紀ドイツ教会」と訳しても、具体的にどんな団体を差しているのかわからず、またdeutschsprachigを単に「ドイツ」と訳すのは乱暴すぎるのではないでしょうか。

・das eine Wort Gottesをただ単に「神の言葉」と訳したのでは、敢えてeineが挿入されている意図が失われてしまいます。 また、本文中でバルメン宣言はカール・バルトが起草したことが強調されているにも関わらず、das Wort Gottesを日本の神学における共通理解に倣わずに「神の言葉」と表記しているのはなぜでしょうか。

・「ヴッパータール-バルメン」、「バルメン」という地名が混在しています。まずバルメンという地名について冒頭で説明しておくべきではないでしょうか。

・1934年4月の段階では、ヒトラーは首相ではありましたが、ヒンデンブルク大統領は存命であり、ヒトラーはまだ大統領の職権を取得していません。日本語の「総統」は国家における名実共に最高指導者に対して用いられており(例:中華民国総統)、原文がFührerだったとしても、この時点ではヒトラー首相としておくのが正しいのではないでしょうか。

--Marie Friedhof会話2012年7月29日 (日) 20:07 (UTC)[返信]

Landeskircheの訳語について[編集]

Landeskircheの訳語として「領邦教会」と「州教会」が確かに混在しています。しかし、統一すべきではないと考えています。1918年までは領邦教会、それ以降は州教会が適切な訳語だと考えられます。

1918年のドイツ革命によって、ドイツの領邦支配体制は終焉しました。それまでは各地の領邦君主が領邦教会の首長(summus episcopus)として代表していました。宗教改革以来1918年まで続いた教会統治体制を表現する場合、Landeskircheの訳語として領邦教会が適切です。1918年以降は領邦君主も領邦も存在していませんので、当然、領邦教会は歴史的名称として扱われるべきでしょう。

1918年以降、領邦は州に変わりました。各州の教会は領邦君主(Landesherr)の支配を受けるのではなく、州政府(Landesregierung)と協約を結んで成立しています。これが州教会(Landeskirche)です。Landは領邦ではなく、州としての意味に変わりました。ですからLandeskircheの訳語は州教会になります。--Lutheraner futhark会話2016年3月12日 (土) 07:37 (UTC)[返信]