ノート:チューバ/2003年12月

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ワーグナーチューバは、少なくともワーグナー自身はチューバの音域を上に拡張するために作ったのだと思います。その結果として音域がホルンに近くなり、ホルン奏者が持ち帰るようになったのではないでしょうか?compUT/OSer 14:26 2003年12月12日 (UTC)

製作の経緯などは私は詳しくは知りませんが、ただ少なくとも当時のテューバは、写真で見る限りは、現在一般にテューバと呼ばれているコントラバス・テューバよりは小さくて音域も上だった様に感じられます。たぶんに管の長さからして今のテナー・テューバや(狭義の)バス・テューバくらいではないでしょうか。つまりは、ワグナー・テューバともそれほど変わらない(むしろ短い)くらいの管の長さだと思います。ワグナー・テューバの演奏上の音域を詳しく知らないので何とも言えませんけれど、どちらも19世紀の中頃に誕生した楽器だと思いますし、例えば(当時の)テューバをホルン奏者が演奏するために今の形状に とは考えられなくもないですけれど、テューバの音域を上に、というのは難しいのではないでしょうか。また、音質も当時のテューバはオフィクレイドよりはマシだったにしても、形状からしてホルンほどの美しさはなかったでしょうから、その点でもテューバを基にしたというのは考え難いと思います。
現在でのオーバル・シェイプのテナー・テューバを見ると、むしろ、こういったロータリー・サクソルンの類いが、ワグナー・テューバの影響を受けた産物なのかも知れません。
ただ、どうやら経緯については、はっきりしていない様ですので、その部分の記述の削除は検討の余地がありますね。a perfect fool 19:10 2003年12月12日 (UTC)