ノート:タラガ
改名提案
[編集]カタルーニャ語のアクセント記号が最初のaに来ていることからタレーガは明らかにおかしく、もし伸ばすのであれば「ターレガ」もしくはrが重なっていることを反映させてタッレガ、ターッレガなどが考えられます。検索するとどれも特に多いというものはありません。またrrと重なってはいますが、タラゴナに見るように必ずしも「ッ」を入れるべきとも思いませんし、私としてはタレガもしくはターレガが良いように思います。もちろんカタルーニャ語の発音により近づける意味でタラガ、ターラガなどもありえますが、そこまでする必要はないと思えます。
私の提案としては「タレガ」が一押しですが、その他として「ターレガ」「タッレガ」「ターッレガ」の中でタレガよりも 良いという意見が多く出るようでしたらそれを優先したいと思います。特に反対意見や他の候補への支持がないようであればタレガとして改名したいと思いますので、色んな意見をいただけたらと思います。--Guardameta 2010年3月5日 (金) 12:25 (UTC)
P.S 再提案:タレガはフランシスコ・タレガのリダイレクトとなっているため、ターレガを第1候補としたいと思います。--Guardameta 2010年3月5日 (金) 12:36 (UTC)
反対なしのため、同意されたものとして改名しました。--Guardameta 2010年3月12日 (金) 12:44 (UTC)
再度の改名提案
[編集]タラガあるいはターラガへの改名を提案します。標準カタルーニャ語ではアクセントのない母音字は曖昧音化するという特徴があります。アクセントのない母音字aとeは[ə](シュワー)で発音されます。カナ書きすれば「ア」のようになります。Tàrregaの場合は第一音節の母音字aの上にアクセント記号が付加されており、ここにアクセントがあります。第二音節のrreとgaにはアクセントがないので[rə]、[gə]で発音され、カナ書きすれば「ラ」、「ガ」とするのが一番適切だと思います。rrはスペイン語同様に音素/r/(歯茎ふるえ音)で、イタリア語のような重子音とは異なります。アクセントのある音節に「ー」を付けるかどうかは微妙な問題ですが、Tàrregaを「ー」を付けない表記タラガでも、タラガのように太字部分にアクセントを置いて発音するのが一番自然と考えられるし、「ー」を付けたターラガでは少し長すぎるように思えるからです。Forvoに発音例があります([1])。署名忘れてしまったようなので、あらためて署名します。先ほどのは2013年9月4日 (水) 13:01でした。--Xapones(会話) 2013年9月4日 (水) 16:45 (UTC)
- 質問 「カナ書きすれば「ア」のようになります」というのは、カタルーニャ語の仮名転記の分野で確立された慣習なのでしょうか。
- [ə] は日本語にはない音ですから、アイウエオどの音にもあまり似ていない(あるいは、いくつかの音に少しだけ似ている)音です。ですから、同じ [ə] で表される音でも、広めの発音なら「ア」に、前舌ぎみの発音なら「エ」に似ます。「[ə] は仮名で言えば「×」だ」と言えるような単一の仮名はありません。ですが言語ごとの慣習ならあり、たとえばインドネシア語の場合は「ウ」で転記する慣習です(例: スマラン)。そのような慣習がカタルーニャ語の仮名転記にあるか、という質問です。
- そのものが記述された資料があるか、そうでないならすくなくとも、いくつかの(信頼できる資料に記された)カタルーニャ語の単語の仮名転記で [ə] が「ア」とされている必要があるでしょう。さもなければ、独自研究性が高すぎると思います。
- Xaponesさんが耳で聞いた音感なのでしょうか。ですが私には、「タラガともタレガとも言いがたい音」にしか聞こえません。--Greeneyes3(会話) 2013年9月5日 (木) 20:31 (UTC)
- 確かにこの音はかなり揺れ幅があります。カタルーニャ語カナ表記が確立されているかどうかは知りませんが(そもそもこの言語をしている人があまりいない)、例えば発音に関しては田澤耕氏著の『ニューエクスプレスカタルーニャ語』(白水社)の発音の項をご覧ください。ここで書かれているのはいわゆる標準カタルーニャ語についいてです。ヴァレンシア語や方言では [e] で発音されますが、カタルーニャの地名は標準語に即した表記を見出しに掲げるべきだと思います。--Xapones(会話) 2013年9月6日 (金) 00:00 (UTC)
- 「カナ書きすれば」というのは、「あえてカナ書きすれば」というつもりで書いたものですし、ここではカタルーニャ語を前提にしています。したがって「カタルーニャ語では」を付け加えて「カタルーニャ語で[ə]で表す音は」のように書くべきでした。一般的な話ということではないです。IPAで [ə] で表される音もそれぞれの言語体系で一様ではないと思います。なぜなら個々の言語の音がまずあり、この場合はカタルーニャ語ですが、それをIPAに当てはめたら [ə] が最も適当であるということで[ə]で表すように決めたということだと思いますから。私個人としては、外国語の特に固有名詞は、見出し語はアルファベットのままのほうがいいかもという気もしますが(発音にも個人差、地域差他の差がありますし、転記する側も一様ではないですから)、ただラテン文字以外の文字では無理があると思いますが。--Xapones(会話) 2013年9月6日 (金) 05:36 (UTC)
- (追記)他には以下のような文献があります。[ə]をアの音で表す表記をア段表記と記します。
- 『カタルーニャ語文法入門』(田澤耕著、大学書林、1991年)、また同氏は言語関係以外でもいくつか著作をされており、『カタルーニャ50のQ&A』(新潮選書、1992年)、『カタルーニャを知る事典』(平凡社新書、2013年)があり、『Q&A』の方は古いのでいくつかスペイン語に即した表記も見られるようですが(これらもスペイン側についたものがスペイン語に即した表記にされているのかもしれません)、アクセントのないeの箇所はア段で転記されていますし、今年出版のものはまずア段表記がされています。また大学書林からはいくつか辞典も出版されています。まだ私は見ていないのですが、最近『カタルーニャ語小辞典』を出されています。これらには発音とカナ表記についての説明があるはずです。
- 田澤氏以外のものでは、『スペインにおける国家と地域 ナショナリズムの相克』(立石博高・中塚次郎編、国際書院、2002年)の第四章「カタルーニャ・ナショナリズムの歴史-民族精神から言語=文化的同化論へ」(立石博高)、『世界歴史体系スペイン史2 近現代・地域からの視座』(山川出版社、2008年)では一章がカタルーニャに割り当てられ(「第二部第二章近現代のカタルーニャ」、立石博高)概ねア段表記されています。また『多言語国家スペインの社会動態を読み解く』(竹中克行、ミネルヴァ書房、2009年)ではあまり地名は出てこないのですが、P.213のコルツ・カタラーナス(ここでは通りの名ですが、もともとは機関(議会)の名称です。ca:Corts Catalanes)、また以下はバルセロナを構成する区でラス・コルツ(ca:Les Corts)、サン・ジャルバジ(ca:Sarrià - Sant Gervasi)のようにア段表記となっています。
- 他にもあるかもしれませんが、以上一度実際に見てご確認ください。決して独自研究ではありませんので、念のため。--Xapones(会話) 2013年9月6日 (金) 07:51 (UTC)
- お答えありがとうございます。問題ないと思います。--Greeneyes3(会話) 2013年9月7日 (土) 13:28 (UTC)
- 他に特に異論もないようですので、タラガへの改名を実施したいと思います。ターレガはリダイレクトとして残し、ターラガを新たにリダイレクトとしたいと思います。--Xapones(会話) 2013年9月11日 (水) 13:40 (UTC)
- お答えありがとうございます。問題ないと思います。--Greeneyes3(会話) 2013年9月7日 (土) 13:28 (UTC)