ノート:ソフトウェア開発工程

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各開発プロセスの問題の記述は、別章を立てて議論すべきである。ウォーターフォール型、反復型の問題点、特にコストについては、プロジェクトマネジメントや契約などの問題と密接に関わっている。開発プロセスのみをもって論ずるべきではない。

反復型を信奉する開発者は、ウォーターフォール型が現実に即していないと考えている。プロジェクトマネージャーは顧客の要求を一方的に受け入れがちである。途中変更の多発がウォーターフォール型を非現実的なものにしている。これは要求管理の問題ではなく、要求管理のルールを守らせられるかどうかというプロジェクトマネジメントの問題である。そしてほとんどのマネージャーが顧客にルールを守らせるに至らない。現実では、プロジェクトマネージャーが開発者に対してウォーターフォール型に沿わない例外的な要求を多く行うことが、開発者にウォーターフォール型を忌避させる原因である。アジャイルプロセスは、顧客要求を受け入れつつWin-Winの関係を築こうとする積極的な試みである。

また、開発プロセスにはそれぞれ適した開発フェーズがある。システムの新規立ち上げは規模が大きいため、ウォーターフォール型が適しているし、保守&追加開発では反復型が適している。その理由は、開発プロセスと規模だけではなく、契約形態(新規立ち上げは一括でウォーターフォール、保守&追加開発はSESで反復)との相性が良いからである。

以上を鑑みた上での議論の記述を願いたい。

--rsato 2008年1月6日 (日) 10:46 (UTC)[返信]