ノート:セガAIコンピュータ

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セガAIコンピュータの対象[編集]

>3 - 8歳児を対象としたコンピュータ支援教育(CAI)用途に特化している

立項から現状の版では、セガAIコンピュータの対象は3歳から8歳でCAI用途に特化しているとされています。価格についても「当初の一括販売価格は168,990円で、内訳は教材(全18巻)81,490円、本体が87,500円である」となっています。

しかしソースとなっている「Charles L Cohen (1986-07-24). “CHILDREN'S COMPUTER BRINGS AI INTO THE HOME”. Electronics(英語版) (McGraw-Hill社)」の記述は「The success of the AI Computer will depend almost totally on the software available for it, and Sega has already forged ties with the educational community to develop courseware for 3- to 8- year-olds. 」であり、これは教材ソフトが3歳から8歳までという説明です。マシンの対象年齢ではありません。この教材ソフトは丸紅から発売された「くもんわんだぁすくーる」 全18巻で、この対象が3歳から8歳とされており、価格はAIコンピュータとセットで17万9千円予定。9月から発売予定とされていました(「アミューズメント産業」1986年8月号、p.25-26 https://dl.ndl.go.jp/pid/2874155/1/17 )。「アミューズメント産業」の同号によると、その後も受験学習シリーズや成人向け教育シリーズの予定もあると記されており「3 - 8歳児を対象としたCAIに特化している」という現状の解説は誤解です。

そしてこの教材とセットでの販売は9月からですが、セガAIコンピュータ自体は7月から、セットでなく単体で発売されていました。現状の記述はセットでしか販売されていなかったのような印象を受けます。ローンチソフトには中学受験シリーズ4科目があり、ここでも3歳から8歳に特化していたわけではないことが分かります(「アミューズメント産業」1986年5月号、p.26-27 https://dl.ndl.go.jp/pid/2874153/1/17 )。また、CAI専用ではなくホームターミナルマシンとしての売り込みも模索されていたそうです(「情報科学」1986年5月号、p.178-180 https://dl.ndl.go.jp/pid/3273680/1/92 )。--133.106.216.223 2023年7月30日 (日) 01:18 (UTC)[返信]