ノート:スロットマシン

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中毒の段落で「スロットマシンはほかのカジノゲームと同様、つい熱中し、時には中毒にまでにもなってしまうゲームだ。ヨーロッパのあるタクシー運転手の中年男性が、タクシーの客をまっている間に隣のカジノに入り、スロットマシンをプレイしたのだが熱中しすぎ、すぐに破産した事件なども有名だ。」とありますが、有名であるはずのこの話を聞いたことがなく、検索でもあたってみましたが見当たりません。不確かな情報でもあり、特にこの段落は不要であると考えますが、いかがでしょうか?

海外に事例を求めなくても日本における自己破産者とギャンブル(パチスロ)の関係に言及すればよろしいのではないかと思います。ついでにギャンブルは自己破産の免責不許可事由にあたると書き添えておくのがよろしいでしょう。--Lcs 2006年6月11日 (日) 19:39 (UTC)[返信]
アメリカではいわゆるギャンブル依存症対策としての費用がカジノから供出されているなどの報道を目にすることも出来ますが、当該段落については確たる資料による確認が取れない以上、不要であると考えます。また、歴史面についてはまだまだ加筆できる部分があり(そもそもスロットマシンは自動販売機を起源とするなど)、もうしばらくは資料を追っかける必要があると感じております。Liner 2006年6月12日 (月) 08:45 (UTC)[返信]

 不正確な記述や誤りが多く、手直しをするより書き直した方が早いと思われる状態です。とは言え、あまりに大規模な修正をしてしまって、この項目を建てられた方に対する敬意を疑われてしまうのも心外です。現在感じている疑問として、 1・冒頭:スロットマシンとリールマシンを混同されている。 2・歴史:フェイの話以外は歴史とは関係ない。また、発明されたのが1895年と言うのは誤り。 3・リール部分のさまざま:枝葉末節の話である上に、日本語として意味不明な部分がある。 4・リールに描かれているもの:構成が悪いため、役に立つ情報にはなっていない。 5・ジャックポット:ジャックポットと言いながら、プログレッシブの説明しか行われていない。 6・ジャパニーズスロットマシン:意味が全くわからない。 7・中毒:先にノートに記入された方々同様、このエピソードが有名とは思えない上に、中毒性自体がスロットマシンに特徴的な現象ではないので、このままでは不適切。 8・日本のメダルゲーム及びパチスロは不要。どうしても加えるのであれば、関連情報として補助的に本稿の最後で言及する程度に留めるべきと考える。 以上の方針で、一応ほぼ全文を再構成の上書き直してみたのですが、いきなり修正としても良いものでしょうか。皆さんのご意見をお聞かせください。

全文書き直しに近い修正の場合は、とりあえずノートあるいはサブページを作って叩き台を提示して、合意を得てから記事を移動させる手順を踏むことになると思います。--Lcs 2006年8月30日 (水) 15:19 (UTC)[返信]

スロットマシン新内容叩き台[編集]

ラスベガスのカジノに設置されるスロットマシン
ワイドエリア・プログレッシブが導入されている代表的なマシンのひとつウィール・オブ・フォーチュン
ファイル:Poker machine queen of the nile.JPG
オーストラリアの人気Poker machine "Queen of the Nile"(2005年)

スロットマシン(slot machine)広義には、ギャンブルを目的とするゲーム機の総称。限られた状況においては、自動販売機や、コインを投入することで作動するアーケードゲーム機までも含む例さえ見られるが、そこまで広範囲に指す場合は「コインマシン」という言葉で包括することの方がより一般的であるように見受けられる。狭義には、リールマシンを指す場合が多く、とりわけ日本においては、リールマシンのみ、もしくはリールマシンとビデオスロットのみに限定して指す言葉として用いられる場合が殆どなので、本稿はリールマシンについて説明することに主眼を置く。なお、本文中では、スロットマシンと記述する場合は、リールマシンに限定せず、広義のスロットマシンを指すものとし、狭義のスロットマシンを指す場合にはリールマシンと記述する。

  •  「スロット」の名は、硬貨、またはトークン(硬貨に代わる金属製の小さな円盤)を投入する細い隙間(slot)に由来する。近年では、硬貨等を使用しないコインレスマシンも現れているが、それによってスロットマシンと言う呼称を変えようとする動きは、今のところ無い。スロットマシンはまた、「1・賭けを受け付ける」「2・抽選(ゲーム)を行う」「3・抽選の結果を判別する」「4・結果に従って配当を行う」という、ギャンブルを構成する一連の手順の殆ど全てを自動的に行うことを特徴とする。このような機械には、リールマシン、ビデオスロット、ビデオポーカービデオキノ、ホースレース他、さまざまな種類のゲームがある。

歴史[編集]

リールマシン以前[編集]

米国の文献には、スロットマシンの始まりを18世紀の英国と紹介しているものがある。このアイディアが大西洋を越えて米国に渡り、19世紀中頃には東側の都市や集落で使われていたが、コインで作動するチャンスゲームの存在が米国において確固たるものとなるのは、南北戦争(1861~1865)後のことである。1870年台中頃には、コイン作動式の競馬ゲームがアメリカの酒場で稼動し、新たな工業製品の分野が成立した。1890年台中頃までの機械は、無数のピンを打った盤面にコインを投入し、所定のポケットに入れば勝ちという、日本のパチンコを思わせるゲームが殆どであった。1895年頃には、面を放射状に区分けした円盤を回転させ、所定の位置にどの区間が停止するかを予想するというゲームが登場している。この頃の機械は、重厚な高級家具を思わせる装飾を施したものが多い。

リールマシンの登場[編集]

 現代のリールマシンのように、リールと呼ばれる回転輪の側面に数種類のシンボル(絵柄)を等間隔に描き、これを複数並べて回転させ、停止した時の所定の位置のシンボルの組合せで当たり外れを決定するというゲームスタイルは、米国のチャールズ・フェイ(Charles Fey 1862~1944)によって1899年(資料によっては、1898年か、もっと早いとしているものもあるが、ここではチャールズの孫であり、世界的に有名なスロットマシンコレクターであったマーシャル・フェイが執筆した文献に従って、1899年とする)に発明された。その時の機械、「リバティ・ベル(Liberty Bell)」の、3本のリールからなる抽選機構という構成は、現代においてもなおリールマシンの欠かせぬ基本用件である。

シンボルの変遷[編集]

 チャールズの「リバティ・ベル」で使用されていたシンボルは、ベル、星、ハート、スペード、ダイヤモンド、蹄鉄の6種類であった。リールマシンの象徴とも言えるフルーツ柄のシンボルが登場するのは、1910年にミルズ(Mills)社が開発した「リバティベル・ガム・フルーツ」が最初である。これは、ギャンブル機との指弾を避けるために機械の横に付け加えたガムの自販機に因んで採り入れたもので、使用されたシンボルは、ベル、ガムの商標、プラム、オレンジ、レモン、スペアミントの6種類であった。ミルズ社は、同じ年に引き続きガムの自販機が付かない「オペレーターズベル」を開発し、その際にスペアミントシンボルはチェリーシンボルに差し替えられた。これらフルーツシンボルは、BARシンボルに姿を変えたガムの商標と共に、現代に受け継がれている。

ホッパーの登場[編集]

 1964年、バーリー(Bally)社は、「モデル742」シリーズにおいて、払い出し機構に初めてホッパーを採用した。それまでの払い出し機構は、払い出すコインを細長いチューブの中に平らに一列に積み上げる形で収納しており、少し大きな当たりが続くとチューブが空になってしまうという問題を抱えていたが、コイン容量が格段に大きいホッパーは、この問題を解決した上に、より大きな当たりも自動的に処理できるようになった。この革命的な払い出し機構を装備したバーリー社の機械は、「バーリールック」と呼ばれたモダンな外観と精力的な営業活動の助力を得て、瞬く間に市場を席巻した。しかし、近年は、機械にプリンターを内蔵し、コインの代わりにバウチャー(証書)をプリントアウトすることで払い出しとするコインレスタイプのスロットマシンが急速に普及しており、革命的だった払い出し機構は、徐々にだが、過去の技術になろうとしつつあるように見える。

ステッピングモーターの登場[編集]

 リール機構にも大きな改革が起きている。従来の機械は、ハンドルを引く動作を利用して伸ばしたばねを動力源としてリールを回転させ、リールの停止及び位置の検知は、歯車、金属製のアーム、ブレードスイッチなどを組み合わせて機械的に行っていたが、1980年前後にステッピングモーターが発明されると、これらの動作は全てマイクロコンピュータとステッピングモーターで電子的に行われるようになった。この方式では、所定の位置に停止するシンボルの選択を、ソフトウェアでいかようにも設定できるので、従来の方法では事実上不可能であった天文学的な数字の組み合わせ数も実現できるようになった。なお、このようなリール機構を米国市場向けの機械に初めて導入したのは日本のユニバーサル社(当時)で、それが1985年のこととする資料が存在する。しかし、同じリール機構が、英国では1982年に「ナッジ・マシン」という国内市場向けに、そして日本国内では、おそらく英国よりも早い時期に「パチスロ」というやはり国内市場向けに導入されており、つまり現代リールマシンの根幹部分の革命は、日本を起源とする可能性が高い。

動作の原理[編集]

 ステッピングモーターを導入している現代のリールマシンは、コンピュータソフトウェアであるランダムナンバージェネレータ(RNG)で目的のシンボルを決定し、それが所定の位置に停止するようステッピングモーターを制御している。この構成から生まれたソフトウェア技術が、バーチャルリールである。これは、プログラム内で仮想的に保持するシンボルの数を、リールに描かれているシンボル数よりも多く保持し、リール上の各シンボルに差をつけて配分することで、より出現率の低い組合せを作り出すことができるという技術である。これにより、従来の技術では困難であった超高額な賞金が得られる組合せを提示することが容易になった。

ゲームのタイプ[編集]

 リールマシンには、以下のようなタイプがある。機種によっては、以下の2つ以上のタイプを組み合わせたものもある。

マルチプライヤー[編集]

コインを投入するごとに、的中時の配当が2倍、3倍と上昇していくタイプ。そのゲームに投入できる最高枚数のコインを投入すると、一部の当たりの組み合わせの配当にプレミアムと呼ばれる上乗せ配当が設定されている例も良くある。

バイアペイ[編集]

コインを投入するごとに、有効となるシンボルや、当たりとなるシンボルの組み合わせが増加するタイプ。

ラインマシン[編集]

コインを投入するごとに、有効となるシンボルの並び方のパターン(ペイライン)が増加するタイプ。

ゲームインゲーム[編集]

リール機構とは別に付加された抽選機構を使用して、二次的なボーナスゲームを行うタイプ。ボーナスゲームは、特定のリールに特定のシンボルが出現した時に行われるというルールが多い。

プログレッシブ[編集]

特定の当たりの賞金が、コインが投入されるごとに一定割合ずつ上昇するシステム。プログレッシブにはさらに、単体で稼動するスタンドアロン、一箇所のカジノの中のいくつかの機械でひとつのプログレッシブ・ジャックポットを共有するリンクドプログレッシブ、広い地域を跨いで、複数のカジノの複数の機械でひとつのプログレッシブ・ジャックポットを共有するワイドエリアプログレッシブなどの区別がある。なお、このプログレッシブは、ワイドエリアプログレッシブを除いて、リールマシンに限らずスロットマシン全般に広く導入されている。

--Nazox 2006年9月1日 (金) 16:28 (UTC)[返信]

新内容の叩き台を作成してみました。操作に慣れておらず、これが適切な方法かどうかもよく理解しておりませんが、不適切である場合はなにとぞご指導ください。また、内容についてご意見がございましたらぜひお聞かせください。お気づきになった部分についての編集もよろしくお願いいたします。--Nazox 2006年10月1日 (日) 08:34 (UTC)[返信]

1か月待ってみましたが、異論も出ないようですので、多少の修正を行いながら、少しずつ差し替えて行こうと思います。ご意見がありましたら適宜お聞かせください。--Nazox 2006年10月1日 (日) 08:34 (UTC)[返信]

「ジャックポット」という言葉は、単に「大当たり」の意味であり、その説明に「プログレッシブ」のみを取り上げるのは適切でないと考えます。ただ、メガバックスに代表される高額賞金が得られるワイドエリア・プログレッシブは、確かに現代のスロットマシンの特徴の一つですので、解説する事自体に異議はありません。そこで、以下のような文面を考えてみましたが、いかがでしょうか。なお、ネバダ州における1200ドルを越える当たりに対する課税は、2005年以降、日本国民はその対象から外されているはず(未だにカジノによって扱いはまちまちのようですが)ですので、言及には及ばないと考えます。

プログレッシブ・ジャックポット[編集]

賭け金から一定の割合を控除し、それを特定の当たり役の配当に加算する事で賞金を増加させるシステムを、プログレッシブ・ジャックポット、あるいは単にプログレッシブと言う。これはスロットマシンには馴染み易いシステムで、1960年代にはこのフィーチャーが取り入れられているマシンが既に出現している。現代のスロットマシンにおけるプログレッシブには、他のマシンに関わりなく単体で賞金の増加・払い出しを完結するスタンドアロン、通信ケーブルで互いにリンクされた複数のマシンでひとつのプログレッシブ・ジャックポットを共有するリンクド・プログレッシブ、それにアメリカにおいては同一州の同シリーズのマシンでひとつのプログレッシブ・ジャックポットを共有するワイドエリア・プログレッシブなどのタイプがある。更に、リンクド・プログレッシブの変形で、ゲームの結果によらず、いつ、誰に、どんなタイミングで当たるかわからないミステリー・ジャックポットと言うタイプもある。これらのタイプのうち、ワイドエリア・プログレッシブは、しばしばスロットマシンの当選賞金の世界記録を更新するなどで、一般の報道でも取り上げられることがある。なお、「プログレッシブ・ジャックポット」を指して、単に「ジャックポット」と称する混乱がマスコミの記述に散見される。必ずしも誤りではないが、プログレッシブはジャックポットという概念の部分であり、これらが同義語と混同される恐れがあるような用法には注意すべきである。 --Nazox 2007年2月13日 (火) 12:41 (UTC)[返信]

しばらく待って見ましたがご意見もないようですので、一部推敲の上修正しました。--Nazox 2007年2月28日 (水) 03:29 (UTC)[返信]


記事が被っている[編集]

プログレッシブジャックポットは専用のページがあるのでいらないんじゃないんですか?--219.161.31.50 2009年6月23日 (火) 09:42 (UTC)[返信]

その点については、プログレッシブジャックポットノートでの冒頭の議論で、「既にスロットマシンにおいて同じ概念の説明が為されている」旨が指摘済みです。そこでは、とりあえず両者を並立させるという前提で用語や定義を統一しようという議論を行っていますが、最終的にどちらかに一本化するか、並立を維持するかの議論は行っていません。私としては、現行のプログレッシブジャックポットは、質、量ともに、スロットマシンから独立させるまでもない程度のものではないかと思わないこともないですが、スロットマシン以外のゲームに見られる例をスロットマシンの項で述べるのもまた適切でないと思うところから、現状どおり並立させておくのが良いのではないかと考えています。--Nazox 2009年7月11日 (土) 07:03 (UTC)[返信]