ノート:ジャック・ラッセル・テリア

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ジャック・ラッセル・テリアの犬種史について、様々な情報がありうまくまとめられていません。 私が書いたものはいったんこちらに移動しました。時間のあるときにまとめ直したいと思います。 補足してくださる方は是非お願いします。 --Morganite 2009年8月1日 (土) 07:30 (UTC)[返信]


歴史[編集]

1900年代半ばにジョン・ラッセル牧師がTrumpという犬を基礎に生み出した。キツネ狩りのための、穴に潜ってキツネを追い出すテリアを。森の中でも目立つ白い体に、馬と同じ速度で走ることが出来、穴の中でも動きやすい短脚を持ち、地中の犬の所在が分かるように大きな高い声で吠えるこの犬を、作出したジョン・ラッセル牧師にあやかりジャック・ラッセル・テリアと呼んだ。ジャックはジョンの愛称である。
ただし明確なスタンダードは存在せず、白い小さなテリアをまとめてジャック・ラッセル・テリアとしたという説もある。世界一有名な雑種と呼ばれる所以である。
ケネルクラブの創始者の一人でもあるジョン・ラッセル牧師は、ケネルクラブ主催のドッグショーにジャック・ラッセル・テリアを出陳しなかった。ドッグショーの目的であるコンフォメーション(体型審査)よりも、この犬の能力をキツネ狩りのためだけに使いたいと重視したからである。ケネルクラブには登録されていないものの、各地方でこの犬種の愛好家がジャック・ラッセル・テリアのみを登録する単犬種クラブを作り、それぞれのクラブ独自のスタンダードを保存していった。 そのうちに、ジョン・ラッセル牧師がキツネ狩りに理想とした犬を復刻するためにパーソン・ジャック・ラッセル・テリアという呼び名の長脚テリアを繁殖していく愛好家と、ジャック・ラッセル・テリアの愛好家と別れていき、様々なタイプに枝分かれしていった。

パーソン・ジャック・ラッセル・テリアの愛好家は、ケネルクラブのドッグショーに出陳するためにケネルクラブに要望を出していたがようやく通った。

1990年にパーソン・ジャック・ラッセル・テリア・クラブのスタンダードがケネルクラブに認可された。
1999年にパーソン・ラッセル・テリアと犬種名を改められる。
2001年にはFCIにも認可された。
日本最大の畜犬団体JKCにおいては、ジャック・ラッセル・テリア、パーソン・ラッセル・テリアともに登録犬種である。

日本にはおそらく1990年代はじめ頃に引田天功により初めて輸入される。
その他、乗馬クラブなどの厩舎でネズミ取り役として飼われていたりしたことから、イギリスからと一緒に、船や飛行機で運ばれてきたなどのルーツがある。映画マスクなどの影響により人気が急上昇し、その数は爆発的に増えた。しかし見た目のかわいさで飼ったものの、体の大きさの割に要求される運動量の多さや、しつけのしにくさ、あるいはその他の理由から、現在も飼育放棄されるジャック・ラッセル・テリアが後を絶たない。急増の弊害である乱繁殖により、アレルギー性皮膚炎なども増えつつある。
すでに「世界一有名な雑種」と呼べるほど、雑種強勢は期待できないであろうし、大きさや性格、見た目も固定され始めてきている。