ノート:ザルティス

ページのコンテンツが他言語でサポートされていません。

原音の転写の扱いについて[編集]

 現行記事名「ザルティス」や別の表記「ザルテュス」を支える確固たる典拠が存在する為、改名提案を提出するまでには到底至らないのですが、この記事名がリトアニア語の原音とは恐らく異なっているであろうという点には留意する必要があると存じます。

 リトアニア語のžは通常[ʒ]、yは[iː]の音価を持つと説明されます[1]。更に当方がウィクショナリー上に作成した項目žaltysにもあります通り、アクセントの位置(や種類)を表す記号はyの上に見えます。この様な場合、長母音は「明瞭に長く発音されます」[2]。以上の点を踏まえますと、原音を極力忠実に転写しようと試みた場合に「ジャルティース」という表記が導き出され得ます。

 しかし問題は、今の段階で私が主張していることはかなり独自研究色が強いと思われる点です。ウィキペディアの方針を厳密に解釈すると、一利用者が勝手な理屈で捻り出した転写を併記すべきではない、という結論となります。

 リトアニア語の場合原音を目指そうとすると複雑である一方、ロシア語と異なり日本語転写を行う際に設けられる制約の文化が醸成されて一般に普及しているとも言えず、いざ向き合うとその都度その都度こちらはどっちつかずの状態に陥ってしまうのです。何とも煮え切らない態度ではございますが、取り敢えず何かの役に立てばと考え、このノートページに私見を落としておく事と致します。--Eryk Kij会話2016年11月29日 (火) 17:37 (UTC)[返信]

脚注

  1. ^ 村田郁夫 編『リトアニア語基礎一五〇〇語』大学書林、2003年、97–98頁。ISBN 4-475-01112-4
  2. ^ 村田、前掲書、102頁。