ノート:コーヒーの歴史

ページのコンテンツが他言語でサポートされていません。

日本で初めてのコーヒー飲用記について「1804年に記された『紅毛本草』」と記載されていたのですが、1804年のほうだとすると、大田蜀山人によって記された『瓊浦又綴』(けいほゆうてつ)が正しいですね。例えば、UCCのHP[1]など。これに従って修正しました。--124.255.2.70 2006年11月1日 (水) 08:01 (UTC)[返信]

伝説の登場人物[編集]

ALL ABOUT COFFEEに1454年とあるので、ゲマレディンはジャマールッディーンと同一人物のようです。Jamal-al-Dinが伝わるうちにGemaleddinに化けたのでしょう。--Okia 2010年12月20日 (月) 16:27 (UTC)[返信]

ヴェネツィアに初めてコーヒー店ができた時期について[編集]

  • 臼井『コーヒーが廻り世界史が廻る』、156頁「1648年にヴェネツィアのサン・マルコ広場でヨーロッパ初の喫茶店が開店した」
  • 河野『水・飲料』、161頁「17世紀初頭にベネチアにヨーロッパ初のコーヒー店が開業」
  • ペンダーグラスト『コーヒーの歴史』、34頁「1683年にヴェネツィアに最初のコーヒーハウスが開店」
  • ワイルド『コーヒーの真実』、66頁「1683年にヴェネツィアに初めてコーヒーハウスが開店」
  • ワインバーグ、ビーラー『カフェイン大全』、127-128頁「1645年にイタリアにコーヒーを供する店ができた不確かな情報が存在するが、確かな情報では1683年にヴェネツィアに1軒のコーヒーハウスが開業した」
  • 鈴木『トルコ』、271頁「18世紀初頭にヴェネツィア最古のカフェ開店」
  • 伊藤『コーヒー博物誌』、32頁「1720年に現在も営業するヴェネツィア最古のカフェが開店」

と、本ごとに時期がばらけているので「17世紀から18世紀初頭にかけての間」と書いています。[2]--オオミズナギドリ会話2014年3月21日 (金) 11:48 (UTC)[返信]

数ヶ月前に読んだ本ですが、『ヨーロッパのカフェ文化』(クラウス ティーレ=ドールマン 著、平田 達治・友田 和秀 翻訳、大修館書店 2000年5月)という本でヴェネツィアのカフェ文化についても載せられてまして、サン=マルコ広場に面する老舗、カフェ・フローリアンについて紹介されてました。あまりちゃんと憶えてませんが、内容は17世紀あたりからヴェネツィアに喫茶店の進出が流行し、サン=マルコ広場周辺に様々な趣向のカフェが進出しては(採算が取れずに)消えを繰り返していた行ったそうですが、最終的にカフェ文化草創期からの老舗として現在まで生き残ったのはカフェ・フローリアンだけになったようです。本書はブダペストやウィーンなどのヨーロッパ各地の老舗カフェの歴史をルポしたもので、カフェ・フローリアンはヴェネツィアでの老舗カフェとして紹介されていました。
ついでにもうひとつ、先日ようやく入手出来た本なのですが、中東でのコーヒー文化の紹介本として、『コーヒーとコーヒーハウス ―中世中東における社交飲料の起源―』(ラルフ・S・ハトックス 著、斎藤 富美子・田村 愛理 翻訳、同文舘出版、1993年7月)がありまして、副題のとおり中東におけるコーヒーとカフェ文化の受容と定着を扱った専著になっています。特に第3章の「コーヒー、コーヒーハウスとその反対派」では16世紀初頭にメッカから生じたコーヒーに関する法学者間の論争とその顛末を綴っており、最終的に16世紀前半までにはカイロではコーヒーがシャリーアに觝触する物ではない、という結論に落ち着いていったようです。本書の特徴はカイロを中心とする中東でのコーヒーと喫茶文化の興隆について草創期からの情報を1次資料からあたって述べられていることでして、内容もさることながら注記や参考文献表、用語集がそれぞれ充実していることにあります。ただ、初版が20年くらい前で絶版して久しく、所蔵している図書館もそう多くはないため、自分も入手にはしばらく掛かりました(汗 中東でのコーヒー文化についての編集に役立つ物と思いましてこちらも一応ご紹介しておきたいと思います。--Haydar会話2014年3月26日 (水) 11:41 (UTC)[返信]
文献のご紹介ありがとうございます。調べてみたところ、どちらの本も近隣の図書館に所蔵されていたので有意な加筆ができそうです。現状ではコーヒーとシャリーアの関わり、オスマン帝国でのコーヒーの飲用法の変遷についての記述はちょっと不十分かと感じているので、そのあたりを簡潔・正確に説明できればなあと思っています。--オオミズナギドリ会話2014年3月26日 (水) 13:56 (UTC)[返信]