ノート:クレーン運転士

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クレーン・デリック運転士について[編集]

最近、同一人物と思われる複数のIP氏により、クレーン・デリック運転士への統合に関する記載が加筆されていますが、その内容に誤りがあります。
当方はそれを2度ほど修正・リバートしましたが、再度改悪される可能性があるため、ここで述べておきます。

  1. 「平成19年3月31日までの旧課程実技試験開催による救済」の措置が行われるのは、デリック運転士免許学科試験合格者(クレーン運転士免許を持っていない人に限る)に対してのみです。クレーン運転士にはそのような旧課程実技救済措置などありません。
  2. 今年3月31日までにクレーン運転士とデリック運転士の両方の免許を取得している人は、4月1日以降はクレーン・デリック運転士免許を受けているものとみなされます。これはあくまで「みなされる」に過ぎないので、もし免許証を紛失して4月1日以後に再交付を受けても、裏面の表記は「クレーン運転士 平成17年4月1日取得」「デリック運転士 平成17年12月20日取得」のように旧名称のままで記載され、新名称で記載されることはありません。ただし、表面の欄は統一様式なので「クレ・デリ」になります。
  3. 今年3月31日までにクレーン運転士免許を取得しているか又はクレーン運転士の学科&実技両方合格(修了)で免許申請のみ未了の人で、デリック運転士のほうは学科合格のみ(1年以内)という人は、4月1日以降、デリック実技受験不要で免許申請ができ、この場合は「みなし」でなく正規に裏面に「クレーン・デリック運転士」が表記されます。
  4. 今年3月31日までにクレーン運転士免許を取得して、デリック運転士のほうは全く無関係という人は、4月1日以降、クレーン・デリック運転士免許(クレーン限定)を受けているものと「みなされ」ます。4月1日以降に紛失での再交付を受ける場合は、裏面の記載は旧名称のままなのは上記の2.と同じです。もちろんその後「クレーン限定」の解除のための学科試験に合格すれば、新しい免許証の裏面表記は「クレーン・デリック運転士」となりますが、受けなければ旧名称(クレーン運転士)のままです。
  5. 今年3月31日までにクレーン運転士の学科&実技合格で免許申請のみ未了の人で、デリック運転士のほうは全く無関係という人は、4月1日以降に免許を受ければ、裏面の表記は新名称の「クレーン・デリック運転士免許」(備考欄にクレーン限定の旨が記載される)になります。
  6. 今年3月31日までにクレーン運転士の学科合格&実技未了か、逆に実技教習修了で学科未合格の人は、どちらにしても残った学科or実技は4月1日以降に受けることになりますし、当然免許申請も新制度下となるので、交付される免許証の裏面はもちろん新名称となります。
  7. 床上運転式限定の場合も4.5.6.の方法が準用されます。
  8. 今年3月31日までにデリック運転士の免許を取得している人でクレーン運転士のほうは全く無関係という人は、4月1日以降に「所持しているとみなされる」ところの新制度免許はありません。「旧制度時代に存在したデリック運転士免許を持っていた人」という扱いになります。もちろん、デリックの運転権限は引き続き認められます。新制度下で免許証の再交付を求めた場合は、裏面の記載はデリック運転士のままとなります。
  9. 今年3月31日までにデリック運転士の学科&実技の両方に合格していて、しかし休みが取れないなど何らかの事情で免許申請ができずに4月1日を迎えてしまった人は、新制度下でも免許申請ができます。この場合は、裏面は旧制度の「デリック運転士」が記載されます。既に試験はクリアしてるので、この条件に当てはまる人は、免許申請期限はありません。極端な話、さらなる省令改正でもない限りは5年後に免許申請しても「デリック運転士」免許が新規交付されるということになります。なお、この場合は、既にクレーン運転士免許を持っていても、免許証の裏面は統合されずに「クレーン運転士」「デリック運転士」に分かれたまま記載されます。
  10. 今年3月31日までにデリック運転士の学科合格&実技未了の人で、クレーン運転士のほうに全く無関係という人は、法律上は平成19年3月31日まで旧制度であるデリック運転士の実技試験を受けることができ、それに合格すれば旧名称のままの免許証が交付されます(実際には2回程度しか試験は実施されないでしょう。)。救済実技試験には期限がありますが、それに合格してしまえば前号9.の場合と同様、免許の申請期限は特にないので、5年後に申請しても「デリック運転士」免許が新規交付されるということになります。

これらは、1月5日に公布された「労働安全衛生規則等の一部を改正する省令(平成18年厚生労働省令第1号)」の附則第5条から第8条までに明記してあります。いずれも当方の読解なのでミスが皆無とは断言できませんが、おおむね合っているものと考えます。無言雀師 2006年2月8日 (水) 13:32 (UTC)[返信]