ノート:カイコノウジバエ

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改名提案(2021年9月)および問題[編集]

本項のページ名を Blepharipa zebina から カイコノウジバエ へと改名することを提案します。理由は以下のとおりです。--森津会話2021年9月23日 (木) 01:48 (UTC)[返信]

  • 適切な和名が存在する
プロジェクト:生物では、標準和名のカタカナ表記がもっとも推奨される形式であり、学名のアルファベット表記は信頼のおける情報源において和名が提示されていない場合にのみ採用するのが望ましいことが方針として定められています。本種にかんしては、記事中で出典とされているコトバンクでも項目名が「カイコノウジバエ」となっており、学名のアルファベット表記をことさら優先する必要はあまりないように思います。
  • 分類の問題
上で「本種」と書きましたが、どうも和名「カイコノウジバエ」には分類上の問題があるようです。たとえばコトバンクでは、ニッポニカでは Blepharipa zebina が、ブリタニカと世界大百科事典では B. sericariae がそれぞれ学名として採用されています。J-stageなどでざっと漁ったところ、学名の記載のないものも多いですが(石森 (1949)大日本蚕糸会 (2010)など)、たとえば小野 (1983)B. zebina を、平山 (2011)B. sericariae を、大日本蚕糸会 (2012)Crossocosmia zebina を「カイコノウジバエ」の学名として記述しています。Venkatachalapathy & Puttaraju (2006) によると、sericarinaezebina を互いにシノニム扱いする論文もあるものの、カイコ Bombyx mori の寄生蠅として知られ、寄主の食草に産卵するのは Crossocosmia sericariae であり、B. zebina はヤママユガ科の野蚕を寄主とし、寄主の幼虫の体に直接産卵する種であり、両種は別種として扱うのが妥当であるようです。おそらく「カイコノウジバエ」の学名として適切なのは B. sericariae の方だと思われますが、いずれにしても記事タイトルを「カイコノウジバエ」としたうえで、記事中でこのような問題にかんする記述を行うことが望ましいように思います。--森津会話2021年9月23日 (木) 01:48 (UTC)[返信]
リンクを修正しました。--森津会話2021年9月23日 (木) 01:50 (UTC)[返信]

参考文献[編集]

コメント 翻訳者です。記事名を「カイコノウジバエ」ではなく学名のBlepharipa zebinaにした理由の一つは、GOOGLE翻訳で訳語が「カイコノウジバエ」ではなく「カイコノウジ」と表示されたことです。翻訳元を含めて他の言語版の記事名がいずれも学名になっていることもこの記事名にした理由です。田島弥平の記事にあった「蠁蛆病(きょうそびょう)」が気になって、GOOGLEで色々探していたらこのハエの学名が分かり、他言語版に記事があったので、翻訳しました。Wikipediaやコトバンクに書かれていること以外に知識はないので、改名・別記事作成の議論には参加しません。--ハシュリ会話2021年9月23日 (木) 02:18 (UTC)[返信]

返信 返信ありがとうございます。「カイコノウジバエ」の記事作成を目的として B zebina の翻訳記事作成を行われた旨、了解しました。投票しろと言うわけではありませんが、そういうことであれば、改名で問題が生じることはあまりないと思います。余談ですが、Google翻訳はネット上の種々雑多な情報やネットユーザーの入力結果を学習して翻訳結果を出力するもので、和名と学名の対応関係の参考にするのには適切でない場合があります。改名議論には参加されないとのことですので、規定されている1週間の告知期間を待ち、ほかに異論が出なければ改名を実施します。ご承知おきください。--森津会話2021年9月23日 (木) 02:52 (UTC)[返信]
あと James E. O’Hara によるヤドリバエの目録ですが、最新版はおそらくこちらです。このリストには B. zebina および B. sericariae の両種が載っていますので、いま現在の記事の出典としても用いることができるはずです。私が加筆するのは改名後にしようと思っていますが、ハシュリさんが加筆を行われるのは問題ないと思います。--森津会話2021年9月23日 (木) 03:03 (UTC)[返信]
報告 改名を実施しました。あわせて記事内容の改訂も行っています。--森津会話2021年10月2日 (土) 17:27 (UTC)[返信]