デビッド・パターソン

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デビッド・パターソン

デビッド・パターソン
david alexander paterson
David Paterson 2 by David Shankbone.jpg
生年月日 1954年5月20日(59歳)
出生地 ニューヨーク市ブルックリン
出身校 ホフストラ大学
前職 地区検察局職員
所属政党 民主党

任期 2008年5月17日 - 2010年12月31日

アメリカ合衆国の旗 第77代ニューヨーク州副知事
任期 2007年1月1日 - 2008年3月17日
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デヴィッド・アレクサンダー・パターソンDavid Alexander Paterson1954年5月20日 - )は、アメリカ合衆国政治家である。2008年から2010年までニューヨーク州知事(第55代)。

経歴[編集]

ニューヨーク市ブルックリンに生まれる。母親はアフリカ西部のギニアビサウから連れてこられた南部黒人奴隷を先祖に持つ人物であり、父親であるバジル・パターソンはジャマイカ系黒人であり、後にニューヨーク州州議会議員、更にニューヨーク市助役となる人物であった。父方の祖母であるエヴァンジェリーン・パターソンには、ジャマイカ英雄マーカス・ガーベイの秘書の経歴があった。

生後3か月のとき、耳からの感染が視神経にまで波及したことによって左目を失明、右目にも高度の視力障害が生じた。ニューヨーク市の学校では養護学級での学習が求められたため、一家は普通学級への通学が可能なロングアイランドに転居した。地元の公立高校を卒業し、1977年にはコロンビア大学から学士号(B.D)歴史学)、1983年にはホフストラ大学(Hofstra University)のロースクールからJDの学位を得た。その後、クイーンズ区の地区検察局に勤務するが、司法試験には合格できなかった。

1985年、パターソンは検察局を退職、ニューヨーク州州議会議員に初当選(ハーレム地区など選出)した。2003年には院内総務となり、2007年に州知事となったエリオット・スピッツァーのもとで副知事に就任した。

2008年、スピッツァーが買春スキャンダルで州知事を辞職、規定によりニューヨーク州知事に繰り上げ就任、2010年12月31日までその任にあった。

政策[編集]

アメリカ史上4人目、ニューヨーク州では初となる黒人州知事である。また、1975年に11日間アーカンソー州知事を務めたボブ・ライリーに続き、アメリカ史上二番目の盲目の州知事でもある[1]

民主党系としてもリベラル色が強く、同性愛結婚の許可についても理解を示している。そのため保守的な共和党議員とは対立を余儀なくされたが、現在はアメリカの経済恐慌に対抗するため、民主党共和党の枠を超えて、ニューヨークの議員らに協力を求めている[2]。2010年3月、2009年秋の大リーグワールドシリーズを職権を悪用して無料で観戦したとして、州規律委員会から検察当局に告発される。

脚注[編集]

  1. ^ cnn.com
  2. ^ Spector, Joseph. "Conservatives applaud Paterson". The Journal News. July 30, 2008.、Confessore, Nicholas. Gay Marriage Opponents Consider Ways to Fight New Policy. The New York Times. May 30, 2008.、Diaz, Ruben. "Statement From NYS Senator Rev. Ruben Diaz Regarding Governor Paterson's Decision To Recognize Out Of State Same Sex Marriages". Press release. Office of New York State Senator Rev. Ruben Diaz. October 3, 2008.、Spector, Joseph. "N.Y. judge upholds Paterson's directive on same-sex marriages". Rochester Democrat & Chronicle. September 3, 2008.
先代:
メアリー・ドナヒュー
New York state flag.png ニューヨーク州副知事
第74代: 2007 - 2008
次代:
ジョゼフ・ブルーノ(代理)
先代:
エリオット・スピッツァー
New York state flag.png ニューヨーク州知事
第55代: 2008 - 2010
次代:
アンドリュー・クオモ