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チュフ語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
チュフ語
話される国 グアテマラメキシコ
話者数 グアテマラ:38,253人(2001年)[1]
メキシコ:2,503人(2010年)[2]
言語系統
マヤ語族
  • カンホバル・チュフ語群
    • チュフ語群
      • チュフ語
言語コード
ISO 639-3 cac
Linguist List cac
Glottolog chuj1250  Chuj[3]
消滅危険度評価
Vulnerable (Moseley 2010)
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チュフ語(チュフご、Chuj)は、グアテマラウェウェテナンゴ県北部のサン・セバスティアン・コアタン (San Sebastián Coatán、サン・マテオ・イシュタタン (San Mateo Ixtatán、およびネントン (Nentónの一部に住むチュフ族英語版によって話される言語[1]マヤ語族の大カンホバル語群(カンホバル・チュフ語群)に属する。

2005年のエスノローグ第15版ではコアタンとイシュタタンのチュフ語を異なる言語として扱っていたが、2009年に1言語にまとめられた[4]

グアテマラの話者数は約4万人(2001年)[1]。2010年の国勢調査ではメキシコのチュフ語話者数は2503人だった[2]

音声

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チュフ語はマヤ祖語以来のnh /ŋ/音素として持つ。例:nhabʼ「雨」(キチェ語ではjab’)。ほかにハカルテコ語モチョ語のみがこの音素を持っている(いずれも大カンホバル語群に属する)[5]

喉頭化子音kʼは環境によって摩擦音化して[ɣ]になることがある。例:makʼaʼ [maɣaʔ] 「彼をなぐれ」[6]

脚注

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  1. ^ a b c Richards (2003) p.52
  2. ^ a b México. Lenguas indígenas nacionales en riesgo de desparación. INALI. (2012). p. 21. ISBN 9786077538578. https://site.inali.gob.mx/pdf/libro_lenguas_indigenas_nacionales_en_riesgo_de_desaparicion.pdf 
  3. ^ Hammarström, Harald; Forkel, Robert; Haspelmath, Martin et al., eds (2016). “Chuj”. Glottolog 2.7. Jena: Max Planck Institute for the Science of Human History. http://glottolog.org/resource/languoid/id/chuj1250 
  4. ^ Chuj, Ixtatán (retired 2009), MultiTree, http://www.multitree.org/codes/cnm 
  5. ^ Bennett (2016) p.483
  6. ^ Bennett (2016) p.488

参考文献

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関連文献

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