サトゥルナリア

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サトゥルナリアは、竜盤目原竜脚下目グアイバサウルス科に属する、最も原始的な竜脚形類の雑食恐竜である。名前は、サートゥルヌス神を祝うローマの祭り(サートゥルナーリア祭)に因み命名された。グアイバサウルス同様、分類は何度か変わっているが、現在は原竜脚下目グアイバサウルス科となっている。

概要[編集]

サトゥルナリアの化石が発見されたのは、丁度祭りの期間であった。その為、サートゥルヌス神を祝うローマの祭りの名に因んで「サトゥルナリア」と命名された。化石は3体分の部分骨格が発見されている。大きさは約1.5mで、後期三畳紀ブラジルに生息していた。骨が華奢であり、恐らく体はほっそりしていたと考えられている。

参考文献[編集]

  • 小学館の図鑑NEO恐竜[新版]. 株式会社小学館. (2014年6月23日). pp. 83