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Cotylorhiza erythraea

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Cotylorhiza erythraea
分類
: 動物界 Animalia
: 刺胞動物門 Cnidaria
: 鉢虫綱 Scyphozoa
: 根口クラゲ目 Rhizostomeae
: イボクラゲ科 Cepheidae
: Cotylorhiza
: C. erythraea
学名
Cotylorhiza erythraea
Stiasny, 1920[1]

Cotylorhiza erythraeaは、イボクラゲ科に属するクラゲの一種である。1908年にスエズ運河で採集された個体に基づいて記載された。本来の生息地は紅海であると考えられているが、地中海東部にも侵入している。地中海在来の近縁種であるコティロリーザ・ツベルクラータとは、本種は小型であること(最大直径9センチメートル)、傘の中央が盛り上がらないこと、触手に触手瘤がないこと、体色が白いことなどで区別できる[2]

出典

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  1. ^ "Cotylorhiza erythraea Stiasny, 1920". World Register of Marine Species. 2023年2月9日閲覧
  2. ^ Galil, Bella S., et al. (2017). “Cotylorhiza erythraea Stiasny, 1920 (Scyphozoa: Rhizostomeae: Cepheidae), yet another erythraean jellyfish from the Mediterranean coast of Israel”. Marine Biodiversity 47: 229-235. doi:10.1007/s12526-016-0449-6.