キミ (マヤ暦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

キミは、マヤ文明で使われていたツォルキン(暦)の第6番目の日。キチェ語Kame。死者の日、喜び、平静、死、良い行いの象徴。

  • 関連色:黄色、橙、黒
  • 解釈:『カンの正義が大地を覆い、先祖たちの心に平静と喜びが君臨する。そしてこう叫ぶのだ…もう眠りに、キミに行こうではないか。ほら、あそこにすべてがあるのだ。我々の子孫よ永遠なれ!』
    すべての善と悪の最後の崩壊、死のシンボル。キミは犯した悪行を許し、許しを請うための日である。原則、調和、ビジョン、狡猾、知性を表す。明日の光のため、夜のエネルギーを発達させる。死後に新たな命への復活をもたらす。キミは先祖を通して、私たちの存命中に助言と加護を与えてくれるエネルギー。善悪を予測する。
  • 長所:力強い、粘り強い、幸運、恭しい、仕事や芸術に秀でる、善悪を予言する
  • 短所:暴力的、復讐心が強い、怒りっぽい、エネルギーを失う。恋人に対して嘘や不貞の傾向がある。
  • 健康:健康は良くない。病気が早まり、死が突然に訪れる。苦しみを解決するには、重要で善良な指導者にならなければいけない。事故を避けるために、慎重に守りを固めるのがよい。
  • 祭事キミの祭事では、先祖の安らぎを祈り、彼らが私たちの先導者となって地上のすべての危険や病気、苦痛を取り除いてくれるようにと願う。私たちの目標や企画が達成されるよう、力と記憶を願うのに適した日である。

参考文献[編集]

  • Calendario Guatemala Maya 17a. Edicion (Fundacion Centro Cultural y Asistencia Maya: CCAM)