イギリス青年議会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 イギリス青年議会(英:United Kingdom Youth Parliament)は、イギリスの英国青年評議会英語版が管理し、イギリスの庶民院(下院)に存在する議会。[1]

概要[編集]

 議員は「MYP(Members of Youth Parliament)」と呼ばれ、11〜18歳の青少年のみ立候補することができる。地域ごとに2年ごとの選挙が行われて選出され、地域ごとに会議に参加する。また、年に一度、全議員が集まる会議も開かれる。[1]

 ヨーロッパでもっとも活発な青年議会であり、政府への政策案の提出や、政治家との共同ロビー活動などを行っている。[2]

経歴[編集]

 イギリス保守党のアンドリュー・ロー英語版が1998年、庶民院に青年議会の創設を求める案を提出したことで発足。[3]

出典[編集]

  1. ^ a b British Youth Council | Abous Us - UK Youth Parliament” (英語). British Youth Council. 2021年5月15日閲覧。
  2. ^ 若者の国レベルでの政治参加を実現、「青年連邦議会」をスイスに”. SWI swissinfo.ch. スイス公共放送協会(SBC)国際部. 2021年5月15日閲覧。
  3. ^ British Youth Council | Abous Us - UK Youth Parliament” (英語). British Youth Council. 2021年5月15日閲覧。