コンテンツにスキップ

アーマライトAR-50

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
AR-50
AR-50 A1
AR-50
種類 ボルトアクションライフル
製造国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
設計・製造 アーマライト
年代 現代
仕様
種別 狙撃銃
口径 50口径
416口径
使用弾薬 12.7x99mm NATO弾
.416 Barrett弾
装弾数 単発[1]
作動方式 ボルトアクション
全長 1511 mm
重量 15.5 Kg
歴史 
設計年 1997年
製造期間 1999年[2] - 現在
バリエーション AR-30
テンプレートを表示

アーマライトAR-50アーマライト社によって開発された単発式ボルトアクションライフルである。

設計

[編集]

AR-50は自身の重量と大型のマズルブレーキによって比較的小さいリコイルを実現している。重量はおよそ16キロ。銃身は発射時のブレを最小化するため厚く緻密に作られている。

機関部の外形は変形に耐えるためアーマライト社特製の八角形型をしている。三片のストックはアルミニウム製で、取り外し可能かつ垂直方向に調整可能な肩当てが付いている。

AR-30

[編集]

AR-50をベースに小口径化し、ボックスマガジンを追加した。

広告

[編集]

狙撃銃並みの精度で大口径、対人というより装甲車ヘリコプターの破壊まで守備範囲に納める、いわば特殊な兵器であるが、アーマライト社はポスターを製作するなど販売(1丁3,700ドル)やイメージの維持に力をいれている。しかし2014年に製作したポスターは、ミケランジェロのダビデ像にAR-50を背負わせたものであり、イタリア政府などより著作権の侵害はもとより、あまりにも強力な武器を背負わせることがイメージに反するとして猛反発を受け話題となった[3]

脚注

[編集]
  1. ^ (英語) インターネットアーカイブよりAR-50のアーマライト公式ページ 2007年11月12日の記録
  2. ^ インターネットアーカイブよりAR-50のアーマライト公式プレリリース 2007年11月12日の記録
  3. ^ “ミケランジェロの傑作がライフルで武装?!イタリア文化観光相が激怒の理由”. 産経新聞. (2014年3月21日). https://web.archive.org/web/20140322001446/http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140321/waf14032117160013-n2.htm 2014年3月22日閲覧。 

外部リンク

[編集]