アシッドレッド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

アシッドレッド(Acid red)は、赤色に着色することのできる着色料タール色素に分類される合成着色料である。通称赤色106号(あかいろひゃくろくごう、Food Red No.106)。

IUPAC名は6-[3,6-ビス(ジエチルアミノ)キサンテニウム-9-イル]ベンゼン-1,3-ジスルホン酸一ナトリウム。ベンズアルデヒドスルホン酸とジエチル-m-アミノフェノールを反応させたのち酸化することにより得られる。

主に工業製品の着色用途や食品添加物試薬として使用される。旧厚生省は天然に存在しない添加物に分類している[1]。食品添加物用途では日本のみで許可されている。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 厚生省「表5 食品添加物の年齢別摂取量」マーケットバスケット方式による年齢層別食品添加物の一日摂取量の調査 (平成12年12月14日 厚生省) (日本食品化学研究振興財団)

外部リンク[編集]