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アカカ滝州立公園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コレコレ川にかかるアカカ滝

アカカ滝州立公園(アカカだきしゅうりつこうえん、英語: ʻAkaka Falls State Park)は、アメリカ合衆国ハワイ州ハワイ島にある州立公園である。この公園はヒロの北約18kmにあり、ホノム(Honomu)の西で、ハワイ・ベルトロードハワイ州道19号線)のハワイ州道220号線の終点にある。

概要

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アカカ滝州立公園内にあるアカカ滝(Akaka Falls)の落差は135メートルである[1]。アカカという名称は、クーラニカペレとキアカロヒアの孫であるアカカ・オ・カ・ニーアウ・オイ・オ・カ・ワオ酋長にちなんで名付けられた。公園へのアクセスは、滝が流れ込む深い渓谷の右肩の高い場所にあり、滝そのものは公園内のループ・トレイルのいくつかのポイントから眺めることがでる。このトレイルからは、高さ91メートルのカフーナー滝(Kahūnā Falls)や、いくつかの小さな滝も見ることができる[2]

公園内のトレイル(1959年)

地元の民間伝承では、ここにあるポハク・ア・ペレと呼ばれる石は、レフア・アーペインの枝で叩くと空が暗くなり、雨が降ると言われている[3]。レフア・アーペインまたはʻōhiʻa ʻāpaneは、濃い赤色の花を咲かせるオヒアレフア(Metrosideros polymorpha)の木である。

アカカ滝はコレコレ川(Kolekole Stream)にかかっている。この滝の上流約21メートルの川に面した大きな石は、ポハク・オ・カーロアと呼ばれている[3]

アカカ滝のビデオ

野生生物

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オオプア・ラモオ(ʻoʻopuʻa lamoʻo)はハワイ固有種のハゼで、滝の上の小川で産卵するが、海で成熟する。この魚のお腹には吸盤があり、滝の裏側や隣接する濡れた岩にしがみつくことができる。この円盤を使って、産卵の時期になると渓流に戻ってくる。オオパエカラオレ(ʻōpaekalaʻole)と呼ばれるエビもまた、アカカ滝を登り、コレコレ川に生息するように進化した。

参照項目

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脚注

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  1. ^ アカカ・フォールズ州立公園 (Aloha Program)
  2. ^ "'Akaka Falls Loop Trail in 'Akaka Falls State Park" (Hikespeak.com)
  3. ^ Pukui, Mary Kawena, Samuel H. Elbert, and Esther T. Mookini. 1974. Place Names of Hawaiʻi. The University of Hawaiʻi Press, Honolulu. 289 pp. (ISBN 0-8248-0524-0)

外部リンク

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座標: 北緯19度51分14秒 西経155度9分16秒 / 北緯19.85389度 西経155.15444度 / 19.85389; -155.15444