アイオイクラゲ
アイオイクラゲ | |||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Rosacea cymbiformis (Delle Chiaje, 1841) |
アイオイクラゲ(相生水母、Rosacea cymbiformis)はクダクラゲの一種。従来は Praya 属に分類されていたが、現在 Praya 属はマヨイアイオイクラゲ属となっている。
分布と生息地[編集]
世界の温暖域に広く分布し、日本では中部以南の外洋域に生息[1]。表層から中層にかけて見られる[2]。
形態[編集]
全長3 mを超える大型種。腹側には長さ6 cm弱の泳鐘が相対しており、その間から多数の幹群を担う幹が垂れ下がっている。泳鐘が相対することが和名の由来となっている。泳鐘は大きさや形状が若干異なり、片方の泳鐘にある角がもう片方の泳鐘の角を抱き、後者は幹の基部を包んでいる[2]。栄養部が切れて、海中で漂っていることがある[2]。
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 峯水亮他、『日本クラゲ大図鑑』、2015年、平凡社、ISBN 978-4-582-54242-4