ふれあいの道 (西尾市)

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ふれあいの道(ふれあいのみち)とは、愛知県西尾市小島町を通る約1.4キロメートルの遊歩道である。

概要[編集]

新矢作川農業用水の開水路を暗渠化し、その上部を利用した遊歩道である。1997年から2000年にかけて用水路の暗渠化工事(FRPM管を埋設)が実施され、同時に遊歩道としての整備が進められた。2001年3月25日に「ふれあいの道を育てる会」の設立総会が開かれる。

小島町・米野町・三江島町・江原町などの地域住民のボランティア活動による樹木の植樹、草刈り、消毒などの管理の下に、ふれあいの道は人々のふれあいの場として整備されている。

この付近はかつて西尾鉄道が戦前に不要不急路線として休止され、そのまま戦後に廃止となった場所で、三江島駅(現在の西尾市立三和小学校あたり)から安藤川を鉄橋で跨いで八ツ面駅方面へ延びていた。ふれあいの道の駐車場広場あたりでちょうどクロスしている。

植樹[編集]

季節ごとにさまざまな植物を観賞することができる。

    • 河津(71本)
    • 彼岸紅(10本)
    • 吉野(49本)
    • しだれ(6本)
    • 鹿児島紅梅(93本)
  • ツツジ
    • ヒラド(649本)
    • サツキ(214本)
    • キリシマ(200本)
  • さざんか(850本)
  • レンギョ(160本)
  • ユキヤナギ(210本)
  • バラ(54本)
  • アベリア(260本)
  • その他(174本)

施設[編集]

  • 壁画(2ヶ所)
  • ベンチ各種(30ヶ所)
  • 花壇(8ヶ所)
  • 絵タイル(80ヶ所)
  • 看板(12ヶ所)

沿線・周辺[編集]

  • 安藤川
  • 旧西尾鉄道:現在は跡形もない