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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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Orpheus(オルフェウス)は、ユーザーが入力した歌詞に合わせ自動で作曲が可能な自動作曲システムである。論文系の出典は付けられていません。Google Scholarにも数点あるので今後確認したい
(相違点なし)

2015年5月12日 (火) 15:41時点における版

Orpheus(オルフェウス[1])は、ユーザーが入力した歌詞に合わせ自動で作曲が可能な自動作曲システムである。HMM音声合成システムによって、歌詞に基づいた韻律をつけた作曲が可能となっている[2]

概要

歌詞を入力すると自動で作曲、合成音声をつけて出力するもので、歌詞のイントネーションを標準語によるデータベースから解析、それに基づいたメロディーを作るもの[1][2]。コード進行と、リズムや伴奏のパターンから、メロディーの確率を計算、作曲している[1]

東京大学にて、自動作曲技術の研究の一環として開発・公開されていた[3]。2013年4月からは、嵯峨山茂樹が代表をつとめるOrpheus開発チームによって公開されている[1]

また、作曲された曲に関して、著作権は主張されていないので、YouTubeなどの動画投稿サイトへの投稿も許可される[1]

名称

Orpheusの名称は、竪琴の名手オルペウス(オルフェウス)にちなんでいる。

歴史

  • 2007年3月15日:日本音響学会で初発表[4]
  • 2007年10月20日:Webアプリケーションとして初公開。
  • 2011年末:新しい作曲機能を搭載したVer.3.0を運用開始。

脚注・出典

  1. ^ a b c d e オルフェウス使用マニュアル”. オルフェウス 自動作曲システム. 2015年5月13日閲覧。
  2. ^ a b 藤本健のDigital Audio Laboratory 第429回:シンポジウム 「歌声情報処理最前線! 」レポート その2~オープンソースの歌声合成や、“オンチ補正”システムなど ~”. AV Watch. 2015年5月13日閲覧。
  3. ^ 【作曲】東大が開発した自動作曲システム「Orpheus」で作成された曲を聞いてみた!”. izmaker today (2014年7月30日). 2015年5月13日閲覧。
  4. ^ 2007年度春季研究発表会” (pdf). 日本音響学会. 2015年5月13日閲覧。第3日、3-7-2

外部リンク