鮫島純子
鮫島 純子(さめじま すみこ、1922年〈大正11年〉9月26日 - )は、日本[1]の著述家。
経歴
子爵・渋沢栄一の三男・渋沢正雄の子として生まれる[1]。従兄弟に子爵・渋沢敬三、渋沢信雄、渋沢智雄。
高齢となった近年はエッセイストとしても活動し、『なにがあっても、ありがとう』、『97歳、幸せな超ポジティブ生活』、『100歳の幸せなひとり暮らし~穏やかな心と健康を保つ100のヒント』などの著書を出版している。
2021年の祖父・栄一を主人公とした、NHK大河ドラマ「青天を衝け」の放送や一万円札の肖像画に祖父が描かれることなどから再注目され、生前の栄一と実際に面識のある子孫の一人として渋沢本家当主の渋沢雅英〈従兄・敬三の長男〉と共に注目を浴びる存在となっている(2022年現在、生前の栄一と面識のある人物は純子と雅英の2人のみとなっている)。
翌月に宇梶静江と共著『奇跡の対話 渋沢栄一の孫とアイヌの母神』(藤原書店、2022年10月)を刊行した。
系譜
- 父:渋沢正雄 - 子爵渋沢栄一四男
- 母:鄰子 - 男爵池田勝吉二女。父方祖父に池田茂政、母方祖父に伯爵上杉茂憲。姉の夫に子爵久世広英(久世広業二男)。[4]
- 姉:博子 - 伯爵壬生基泰の妻
- 夫:鮫島員重 - 男爵鮫島具重長男。京都帝国大学経済学部卒。海軍文官、のち三菱自動車工業常務。[5]
- 孫:鮫島弘子
- 孫:鮫島圭代 - 水墨画家、翻訳家。[6]
- 親戚
登場作品
- テレビドラマ
脚注
- ^ a b “鮫島純子 プロフィール”. HMV&BOOKS. 2021年12月26日閲覧。
- ^ “「100歳の渋沢栄一の孫娘」が綴った「明るく元気になる生き方」に目からウロコ|まいどなニュース”. まいどなニュース. 2022年11月3日閲覧。
- ^ “#渋沢栄一のお孫さんの#鮫島純子さんの講演会。 - 大谷しげのり(オオタニシゲノリ) | 選挙ドットコム”. 選挙ドットコム. 2022年11月3日閲覧。
- ^ 池田勝吉『人事興信録』第8版 [昭和3(1928)年7月]
- ^ 『人事興信録. 第14版 上』
- ^ いつも元気、いまも現役(エッセイスト 鮫島純子さん)公益財団法人長寿科学振興財団