騒音・振動・ハーシュネス

騒音・振動・ハーシュネス（Noise, Vibration, Harshness）は、自動車の快適性を推し量る上での一つの基準である。それぞれの単語の頭文字をとって、NVHとも呼ばれる。

自動車メーカーの設計・開発現場や、自動車雑誌では音振（おとしん）と呼ばれることもある。

概要

騒音は、ロードノイズや風きり音などの外部から侵入する音。
振動は、エンジン、プロペラシャフト、ドライブシャフト、ロードホイール（ホイール+タイヤ）などのアンバランスから発生する振動。
ハーシュネスは路面の凹凸による突き上げや、立て付けの悪さから来るガタピシ感など。
これらは運転者を含む乗員が不快に感じる要因となり、これらを改善することで「より良い自動車」が作れると考えられている。