金后蘭

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金 后蘭
誕生 1934年[1]
ソウル
(現在の大韓民国の旗 韓国
職業 詩人
言語 韓国語
国籍 韓国
教育 ソウル大学中退、高麗大学の大学院
活動期間 -
ジャンル
代表作 「薔薇」、「木馬」
デビュー作 「今日のための歌」
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金 后蘭
各種表記
ハングル 김후란
漢字 金后蘭
発音: キム・フラン
英語表記: Kim Huran
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金 后蘭 (キム・フラン、김후란、1934年 – )は韓国詩人である。ソウル出身。[1]

略歴

本名は金炯德で、『韓国日報』‧『ソウル新聞』‧『京郷新聞』の文化部記者、そして『釜山日報』の記者としても勤めた。1960年には『現代文学』に「今日のための歌」が推薦され、本格的な作品活動を始めた。

『靑眉會』の同人として活動しながら、「道端の砂利」、「薔薇」、「ピエロの哀歌」、「あの明かりの下で」などの女性の繊細な感覚と知性が目立つ作品を書いた。「木にて」の詩では、重厚な理知と精神を内面化したものである。

受賞歴

主な作品

詩集

  • 1968年、『장도와 장미』(粧刀と薔薇)[2]
  • 1971年、『음계』(音階)
  • 1977年、『어떤 파도』(ある波)
  • 1982年、『눈의 나라 시민이 되어』(雪国の市民になって)
  • 1985年、『둘이서 하나이 되어』(二人で一つになって)
  • 1987年、『오늘을 위한 노래』(今日のための歌)

エッセー集

  • 1986年、『사랑의 파수꾼』(愛の番人)
  • 1989年、『그리움이 사무칠지라도』(懐かしさが身に染みても)
  • 1994年、『우수의 바람』(憂愁の風)

脚注

  1. ^ a b [1] NAVER(韓国語) 2014年閲覧。
  2. ^ [2] 韓国現代文学大辞典 2014年閲覧。