言語教育

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。MerlIwBot (会話 | 投稿記録) による 2012年5月8日 (火) 12:20個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (ロボットによる 追加: sv:Språkundervisning)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

言語教育(げんごきょういく)とは、言葉を教えることである。

  1. 言語文字発音音声)、文法語彙単語)などの体系や、言語そのものの特質などを教える教育の一分野。
  2. 母語でない言語を獲得するための教育(外国語教育語学参照)。例えば英語を母語としない人にとっての英語教育
  3. 母語いわゆる国語図書教育、、時には外国語も含む、人文科学系の言語教科全般 (: Language Arts)。
  4. モンテッソーリ教育早期教育に見られる、乳児幼児の情緒、コミュニケーション能力あるいは言語能力を発達させるための教育。

本項では、第1項目、言語そのものについての教育について述べる。


概要

言語教育(げんごきょういく、: Language education)とは、言語の文字、発音(音声)、文法、語彙(単語)などの体系や、言語そのものの特質などを教える。それに対して、読み方(読解)教育や文学教育、作文教育、話し言葉の教育などは言語活動の教育(言語を用いて行う活動に関する教育)という。また、言語教育全般を取り扱う研究分野を「言語教育学」といい、教育学の一分野として位置づけられる。

日本における言語教育

日本においては、主に国語教育の中で計画的・意図的に行われる。だが、現行の学習指導要領国語科における言語教育は「言語事項」と呼ばれ、言語活動の指導に対してやや低い位置づけがなされてきた。これに対し、「言語教育を充実すべきである」との主張をする民間教育研究団体教育学者日本語学者らからの批判が年々、強くなってきている。

参考文献

関連項目