西沢義徴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Yaruohrhm (会話 | 投稿記録) による 2022年1月19日 (水) 05:39個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎参考文献: cat調整)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

西沢義徴

西沢 義徴(にしざわ ぎちょう、1888年明治21年)11月21日[1] - 没年不詳)は、日本外交官台湾総督府官僚台北市尹高雄州知事。

経歴

高知県出身。1913年大正2年)、京都帝国大学法科大学法律科を卒業し、高等文官試験に合格[2]神奈川県属、同理事官外務事務官、大使館三等書記官、同二等書記官、安東領事・関東庁事務官・朝鮮総督府事務官、福州総領事・台湾総督府事務官を歴任した[1][2]1929年(昭和4年)、台湾総督府税関長に転じ、台北市尹高雄州知事を務めた[3]

1935年(昭和10年)に退官した後は、台湾合同鳳梨株式会社常任監査役を務めた[3]

脚注

  1. ^ a b 『台湾人士鑑』台湾新民報社、1937年、p.519。
  2. ^ a b 帝国大学出身名鑑 1932.
  3. ^ a b 人事興信録 1939.

参考文献

  • 校友調査会編『帝国大学出身名鑑』校友調査会、1932年。 
  • 人事興信所編『人事興信録 第12版(下)』人事興信所、1939年。