被受容感

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被受容感(ひじゅようかん、sense of acceptance)は日本の心理学者・杉山崇が提案した心理学概念。「自分は他者からそれなりに大切にされている」という認識と情緒と定義され、抑うつの発生や持続、自尊心統制感、気分、本来感などさまざまな心理的問題に関与するとされている。また、関連する概念として被拒絶感も提案されている。

教育心理学者の近藤邦夫[1]の「自己-他者体系」理論に由来するとされるが、近年ではソシオメーター理論との関連も指摘されている。

文献[編集]