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范五老

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范五老(ファングーラオ、ベトナム語Phạm Ngũ Lão / 范五老1255年 - 1320年9月16日)は、ベトナム陳朝の将軍。陳朝の3 - 5代皇帝の陳仁宗(Trần Nhân Tông)、陳英宗(Trần Anh Tông)、陳明宗(Trần Minh Tông)に仕えた。彼の才能は陳興道(Trần Hưng Đạo)に認められ、陳興道は養子である娘を范五老に嫁がせた。

范五老は、戦場における優れた将軍として有名であり、大越モンゴル帝国により第2回、第3回の侵攻を受けた際の、陳氏以外の数少ない将軍の一人である。王朝への抵抗戦争の後も、范五老は陳朝における軍事行動に参戦し、数多くの戦功を納めた。范五老は現在においても、陳朝およびベトナム史において、最も優れた軍の指揮官であったと考えられている。

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