能代豚なんこつ

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能代豚なんこつ(のしろぶたなんこつ)は、秋田県能代市周辺で調理、販売されている軟骨料理で、ご当地グルメの一つ。

概要

日本国内で食べられている軟骨が鶏のものが多いことに対して、豚の軟骨を使用していること、また固い軟骨を煮込むのではなく細かくして焼いて調理するのが特徴。

昭和50年代、地元の飲食店が食べられずに廃棄されている軟骨を勿体無いので包丁で叩いて食べられるように提供したのが始まりといわれる。現在では能代市周辺に定着し、多くの店舗で提供されているほか、精肉店でも豚軟骨が販売され、各家庭で調理されている。

豚ばら軟骨部分を包丁で叩いて軟骨を細かく叩き切るなどして食べやすくし、焼いて調理する[1]。 味付けは主に塩コショウまたはタレで食べる。焼いた肉の旨みと合わさった軟骨のコリコリした食感が特徴。

近年はB級グルメの大会である「B-1グランプリ」の北海道・東北大会に出場している。

関連項目

脚注

  1. ^ [1] レシピ-豚なんこつ(能代市ホームページ)

外部リンク