素振り

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素振り(すぶり)とは、バットラケットゴルフクラブ竹刀木刀などを主にトレーニング目的で相手やボールを打たずに振ることである。

剣道

剣道における稽古方法(基本稽古)のひとつ。足さばきを伴って、竹刀木刀を上下、斜め方向に振る動作を指す。[1]基本的になどの防具をつけずに行う。

以下のような効用があるとされる[2]

  1. 手・足・体の一致の感覚を習得できる。
  2. 素振りによって、竹刀操作を習得できる。
  3. 打突に必要な手の内の感覚がつかめ、打ちの冴えを習得できる。
  4. 足さばきと竹刀の振りの調和を習得できる。
  5. 稽古前の準備運動としての効果が期待できる。


脚注

  1. ^  https://www.kendo.or.jp/wp/wp-content/themes/kendo/assets/library/pdf/JHS-kendoteams-guidebook.pdf 全日本剣道連盟 中学部活動における剣道指導の手引き
  2. ^ 全日本剣道連盟における昇段審査会学科問題「素振りの方法と効果を各々箇条書きで述べなさい。」解答例